星 空 を 綺 麗 に 撮 る コ ツ
                                                       AAA

初体験の星空撮影。星空を綺麗に撮るコツをチョット調べてみたら、以下のようなことが分りました。

1.星を撮る場所・時間帯を選択する。

 1.市街地の上空が明るくなるような光害のある場所は避ける。
 2.晴天(雲がない)の星の良く見える夜を選ぶ。
 3.月の出ていない時間帯を選ぶ。新月を選ぶのがベスト。


2.星を撮るための必要器材および携行品

 1.カメラ(レンズは広角レンズが望ましい)
 2.三脚
 3.レリーズケーブル
 4.(冬季)結露防止 レンズヒーター
 5.懐中電灯


3.星を撮るためのカメラの事前設定

設定項目設定理由
 撮影モードをマニュアルモードにする。 暗闇で長秒撮影するため
 フォーカスモードをマニュアルフォーカスにする。 暗闇でオートフォーカスは無理
 画像モードをRaw ( + Basic )にする。 Lawは撮影後の補正が可能
 絞りは使用レンズの開放値にする。 夜間、暗闇 可能な限り受光量を多くする
 シャッタースピード目安を10秒にする。 200ルール適用(200÷焦点距離=露光秒)
 ISO感度は超高感度にする。 ピント合わせの準備です。
 ピント合わせ終了後100にする。
 ピントは無限遠にする。 ピント合わせの準備です。
 手振れ補正機能をOFFにする。 三脚を使用する為手振れは関係なし
 ホワイトバランス目安を4800Kにする。 各自好みの色味を設定する
10 LIVEビューモニターの明るさは最も明るい設定にする。 ピント合わせ見やすくするための準備です。
 ピント合わせ終了後、「暗め」に設定しなおす。
 =本番で適正露室を確認し易くする為。
  


4.星を撮るための現場でのカメラ設定

 1.星にピントを合わせる。(後記(A)を参照のこと)
 2.構図合わせをする。
   ・撮りたい星空にカメラを向ける。
   ・iso感度を超高感度(25600)且つシャッタースピードを1,2秒にする。(構図合わせの時間を短縮化させる為)
   ・構図合わせ終了後にiso感度を100に、シャッタースピードを10秒にする。
 3.試し撮りをする。
   ・ピント・構図・明るさ(シャッタースピード・iSO感度)を微調整する。(後記(B)を参照のこと)
 4.最後のシャッターで傑作写真は間違いなし!!


  (A)ピント合わせの具体的要領

   @暗いところで撮るのでLIVEビューをONにしてモニターが見れるようにする。
   Aカメラをなるべく明るい星に向ける。(撮りたい星でなくても良い)
   B明るい星の近辺でカメラをゆっくり上下左右に動かして一瞬明るくなる場所を見つけだす。
   C明るくなる場所を見つけところで、カメラを動かないように固定する。
   D拡大表示ボタンで拡大枠を最大にする。
   Eピントリングを開放側に慎重にゆっくり回していく。
   F薄ぼんやりした大きな円から段々小さなシャープな明るい円になっていく。
   G最も小さな・最も明るい円になったところがピントが合ったところである。
   Hピントリングが動かなようにガムテープで固定する。
   Iピント合わせが終わったら、ISO感度は超高感度から本来の100に設定しなおす。

  (B)iSO感度の調整の仕方

    今撮った写真のヒストグラムで判断する。

   @ヒストグラムの山のピークが左端あるいは右端にくっつているのは即刻削除する。
   Aヒストグラムが左端から離れず、ピークが中央やや左側に位置している時のISO感度
    を良しとする。

    練習撮影しだしの時は、ISO感度を上げて(あるいは下げて)撮った写真のモニター画面の明るさを見て
    ISO感度の設定の良し悪しを判断していました。アナログ的な決定方法を繰り返していました。
    その後で、ヒストグラムの活用があることに気付きました。(普段ヒストグラムを使っていないボロが出ました)
    撮った後すぐにモニターにヒストグラムを表示させて判断すればバッチリです。


                                                   以上
                                                AAA