4.星を撮るための現場でのカメラ設定
1.星にピントを合わせる。(後記(A)を参照のこと)
2.構図合わせをする。
・撮りたい星空にカメラを向ける。
・iso感度を超高感度(25600)且つシャッタースピードを1,2秒にする。(構図合わせの時間を短縮化させる為)
・構図合わせ終了後にiso感度を100に、シャッタースピードを10秒にする。
3.試し撮りをする。
・ピント・構図・明るさ(シャッタースピード・iSO感度)を微調整する。(後記(B)を参照のこと)
4.最後のシャッターで傑作写真は間違いなし!!
(A)ピント合わせの具体的要領
@暗いところで撮るのでLIVEビューをONにしてモニターが見れるようにする。
Aカメラをなるべく明るい星に向ける。(撮りたい星でなくても良い)
B明るい星の近辺でカメラをゆっくり上下左右に動かして一瞬明るくなる場所を見つけだす。
C明るくなる場所を見つけところで、カメラを動かないように固定する。
D拡大表示ボタンで拡大枠を最大にする。
Eピントリングを開放側に慎重にゆっくり回していく。
F薄ぼんやりした大きな円から段々小さなシャープな明るい円になっていく。
G最も小さな・最も明るい円になったところがピントが合ったところである。
Hピントリングが動かなようにガムテープで固定する。
Iピント合わせが終わったら、ISO感度は超高感度から本来の100に設定しなおす。
(B)iSO感度の調整の仕方
今撮った写真のヒストグラムで判断する。
@ヒストグラムの山のピークが左端あるいは右端にくっつているのは即刻削除する。
Aヒストグラムが左端から離れず、ピークが中央やや左側に位置している時のISO感度
を良しとする。
練習撮影しだしの時は、ISO感度を上げて(あるいは下げて)撮った写真のモニター画面の明るさを見て
ISO感度の設定の良し悪しを判断していました。アナログ的な決定方法を繰り返していました。
その後で、ヒストグラムの活用があることに気付きました。(普段ヒストグラムを使っていないボロが出ました)
撮った後すぐにモニターにヒストグラムを表示させて判断すればバッチリです。
以上
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