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2019.08.04 御嶽山頂上まで解禁・登頂   back
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中の湯駐車場の夕焼け
19:02
未明の登山道
04:14
木道?階段?
05:00
御嶽七合目八海山支店
05:15
ロープウェイ分岐
05:27

19:02 中の湯駐車場の夕焼け 前日の8/3午後3時過ぎに家を出て、午後6時30分、御嶽山黒沢登山道6合目の中の湯駐車場に到着しました。
     駐車場は、手前に一般車の駐車場、右奥にバス・大型車の駐車場、左奥に一般車の駐車場と3ケ所あるようです。
     70〜80台は駐車できそうです。到着した時は土曜日だったけれど3割程度の駐車状況でした。
     日中は真夏日の暑さだった。けれども夕立ちは来ませんでした。
     今日は車中泊します。駐車場の天空は夕焼けで真っ赤に燃えていました。明日も真夏日になりそうです。
04:14 未明の登山道 8/4午前4時前、隣に駐車していた人が早くも登山開始、薄暗い中を出発しました。
     自分も体制を整え、4時過ぎには薄暗い中をヘッデンの明かりを頼りに出発しました。
05:00 木道?階段? 登山道は地面が見えないくらい手ごろな丸太が横に敷き詰められて続いています。
     木道といえばいいのかな〜?階段とは違います。ズーッと八合目の女人堂辺りまで続きました。
     あまり歩きにくくはないけれど、何度か靴を滑らせ足をとられました。以降、2時間あまり厄介な歩行が続きました。
05:15 御嶽七合目八海山支店 登り出して1時間ばかりの所に七合目八海山支店の山小屋が見えてきました。
     人の気配はありません。休業中のようでした。
05:27 ロープウェイ分岐 八海山支店を過ぎて15分ほど登るとロープウェイへの分岐を示す道標が出てきました。



  
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ロープウェイ10分
05:28
七合目覚明行場山荘
05:28
岩床の清々しい水場
05:58
木道階段が続く
06:30
八合目女人堂
07:14

05:28 ロープウェイ10分 登山地図からすると略水平移動で10分程度でロープウェイ山頂駅に到着するようです。
05:28 7合目覚明行場山荘 すぐ先に行場山荘がありました。登山客が三々五々休み処に座って賑々しく休憩していました。
     昨日泊った登山客でしょうか?早朝から活気が感じられました。
05:58 岩床の清々しい水場 行場山荘の先に綺麗な水場があります。水場の淵に座って景色を眺めながら朝食をとりました。
     只、握り寿司を2ヶ食べるのが精一杯でした。食欲がない。ちょっと心配です。朝食は時間を気にせず30分もとってしまいました。
06:30 木道階段が続く 行場山荘を後にして八合目の女人堂を目指します。
     ここら辺りもまだ木道?が続いています。
     横たわる丸太の間隔が空いてきて階段状になってきました。
07:14 八合目女人堂 行場山荘から登ること約1時間、ようやく女人堂に到着しました。


 
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杖洗いの石
08:15
御嶽山を望む
07:16

07:37

07:45

08:01

07:15 杖洗いの石の由来 以下に他のHPの解説を記しておきます。
      女人堂は、御嶽の山小屋の中で最も歴史が古く、明治初年から 山小屋として営業しています。
     それまでは非難小屋や修験者のおこもり堂として存在していました。
     八合目金剛童子より先は神の聖域とされ 女人は登山を許されず、女人達が参拝した御堂であることから 「女人堂」 と名づけられています。
      一方、男性は八合目で金剛杖を洗い、山麓から履いてきたわらじを履き替え、心身を清めてから頂上を目指しました。
     かつては、小屋の前には、脱いだわらじの山があったという話です。
     また、修験者の金剛杖を洗った石の蹲(つくばい)が、現在も女人堂小屋前に置かれています。
     通りがかりの際は、杖やストックを洗い、清めることができます。
07:16 御嶽山を望む 森林限界から脱出した女人堂からは、くっきりとした御嶽山方面が眺められました。周囲の景色もすばらしいです。
     七合目で朝食をしっかり食べられなかったので再挑戦しました。
     どうも芳しくないです。むすびを頬張っても飲み込むことが出来ません。あげそうになってしまいます。
     仕方なく、行動食用のパンを千切って小分けにして無理やりに頬張りました。
     水が飲めるだけです。
07:37 西国開基・壱燈照隅 八合目より上を特に神聖な域として色々な遺構が出てきて飽きさせません。
     先ずは鳥居が出てきました。鳥居の扁額に「西国開基」、柱に「壱燈照隅」「報恩謝徳」とありました。
     「西国開基」とはどういうことだろう?調べたけれど分らなかった。
     「壱燈照隅」は、昭和を代表する多くの財界人に師と仰がれた安岡正篤(1898年〜1983年)の辞らしい。
     自分か居るその場を照らす。これは絶対に必要なことで、また出来ることだ。
     真実なことだ。片隅を照らす! この一燈が萬燈になると「萬燈遍照」になる。
     こういう同志が十万、百万となれば、優に日本の環境も変わりましょう。という事らしい
07:45 ??? 少し登るとまた構築物が出てきました。偉い修験行者の顕彰碑などがあるらしい。詳しいことは分かりません。
08:01 また出てきました。そこでは御嶽山行者が腰を掛けて休んでいて、「一休みしていかないか」と声をかけられ、
     ラムネの菓子を頂きました。御馳走さんです。ラムネの菓子がおいしかったです。
     


  
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08:19

08:19
下界・中の湯方面
08:19
下界・田ノ原方面
08:20
遠い9合目石室山荘
08:24

08:19 弘法大師座像1?
08:19 弘法大師座像2? 人の丈ほどの鉄棒に鐘が吊るしてありました。そばには木槌が置かれています。
     さきほどから時折聞こえてきた鐘の音は此処から発せられていたのだろう。鎮魂の鐘なのか?私も鐘を鳴らせて頂きました。
08:19 下界・中の湯方面 この辺りは非常に広々としていて見晴らしが素晴らしいです。
     下界を見ると、登って来た6合目の中の湯駐車場の方が見えていました。
08:20 下界・田ノ原方面 少し右の方に振ると田ノ原登山口方面らしきが見えていました。
     ここらあたりまで登ってくると、乗鞍岳や槍ヶ岳が見えて来るらしいけれど、今日は雲が湧き出ていてダメでした。
08:24 遠い9合目石室山荘 8合目から色々な遺構物を眺めながら登ってくると、ハエマツ帯を脱してガラガラの登山道になってきました。
     ここまで登ってくると9合目の石室山荘がはっきりと目に入るようになります。石室山荘はまだまだ向こうです!!



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石室山荘下分岐
09:06
石室山荘入口
09:37
石室山荘内部
09:52
石室山荘出口(下山時入口)
09:52
覚明堂(覚明墓所)を望む
09:53

09:06 石室山荘下分岐 石室山荘下まで行くと左右に分岐します。
     左側へ進むと石室山荘をバイパスしてその先に出ます。右に進むと登山道は石室山荘の玄関に到達します。
09:37 石室山荘入口 玄関を開けて山荘の中の登山道を登ることになります。
09:52 石室山荘内部 山荘の中に入ると、通路(登山道)脇が格好の休憩場所になっていて、大勢の先客登山者が腰を掛けて休んでいました。
     私もしかり・休ませて頂きました。
09:52 石室山荘出口(下山時入口) 石室山荘を後にして頂上を目指します。
     石室山荘の先で、先ほど山荘の下で左折し山荘をバイパスした登山道と合流します。
09:53 覚明堂(覚明墓所)を望む 頂上尾根が大分近づいてきたようです。覚明堂の上が頂上尾根です。



  
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二ノ池方面分岐
10:20
御岳山頂上間近
10:25
二の池・三の池
10:42
修験道者の御一行A
10:51
修験道者の御一行B
10:52

10:20 二ノ池方面分岐 二の池分岐に到着しました。9合目の石室山荘から30分も掛ってしまいました。
10:25 御岳山頂上間近 すぐさま左上の方に頂上が見えてきました。二の池はまだ見えてきません。
10:42 二の池・三の池 15分ほど登って漸くにの池が見えてきました。右下の方に小さく三の池が見えていました。
10:51 修験道者の御一行A 御嶽山は修験行者が多いようです。なん組も行者の一行を見てきました。
     御嶽山修験行者のハッピにヘルメットが良く似合っていました。
10:52 修験道者の御一行B 行者一行を見送っていると、一行の中に子どもの姿を見つけて感激しました。
     老若男女、老いも若きも一緒になって六根清浄!!地域が育む素晴らしい伝統に違いない!!


  
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生々しい噴石の跡
11:01
間もなく御岳山頂上
11:02
シェルター1
11:06
シェルター2
11:07
シェルターの中から
11:07

11:01 生々しい噴石の跡 ここまで登ってくると嗅覚の正常な人は「硫黄の匂い」を感知するに違いない。
     嗅覚が麻痺している自分は全く無臭である。只、そこら中に散乱している拳大の噴石や、噴灰が雨水に溶けて再び固まった凝固物を見ると爆発
     当時の惨状が目に浮かび恐怖にかられます。こんなものが天から降ってくれば一溜りもない。逃げ場はないのだ!!
11:02 間もなく御岳山頂上 ここを上り詰めれば頂上だ!!
     山頂の左側にシェルターらしき影が見えてきました。
11:06 シェルター1 頂上の避難場所です。コンクリート造りの大きな噴石除けのシェルターが登山道の脇に作られていました。
11:07 シェルター2 
11:07 シェルターの中から 中に入って山頂の社の方を覗いて見ると、風景が一変、大きな岩盤が目の前に現れてビックリしました。



  
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御嶽山噴火災害慰霊碑
11:08
生々しき手摺り
11:11
再建された社
11:15
山頂下の一の池・二の池
11:17
噴火口を覗く1
11:18

11:08 御嶽山噴火災害慰霊碑 5年前に発生した御嶽山噴火による被災者の慰霊碑が、頂上への階段の右側に設置されていました。
     犠牲となった山岳同好の皆さんのことを思い起こし、慰霊碑の前に立ち手を合わせ黙祷を捧げました。
11:11 生々しき手摺り 山頂への階段は綺麗に修復されていました。けれどもその手摺りはへし曲がり、生々しく被災の跡が残っていました。
11:15 再建された社 頂上に到着しました。4時に6合目中の湯駐車場を出立して7時間、漸く到着しました。超のろのろ登山でした。
     山頂には新しく立派な社が建てられていました。社の前に立ち、今日ここに無事に登頂できたことを感謝しました
11:17 山頂下の一の池・二の池 社の右奥に進むと、眼下に一の池、二の池が見えていました。心なしか以前に見た景色より寂し気でした。
11:18 噴火口を覗く1 その場所で、大きく左回転すると社の裏側向こうに噴火口の一部か見えていました。
     噴火口に近かった大滝村の井ノ原登山道の9合目は、今日もまだ通行止めです。



  
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社左前に三角点
11:18
山頂風景
11:20
噴火口を覗く2
11:20
下山開始
11:21

11:18 社の左前に三角点 
11:20 山頂風景 山頂は、次から次へと登山者が訪れ非常に賑やかでした。
11:20 噴火口を覗く2 社の前方で噴火口を眺めてみたけれど下の方までは見えませんでした。
11:21 下山開始 頂上に着いてから20分ほどの滞在でした。あまり長居せずに下山開始しました。
     下山に5時間も要しました。足を踏み外したり、足を滑らせて転倒しないように!!一歩一歩慎重に下山しました。
     超ノロノロ下山でしたが、何とか登山口まで無事に下山できました。


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