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2019.07.07 櫛形山のアヤメ群落を夢見て   富士桜山岳会   back
↓画像をクリックすると拡大写真が見れます。    [本日の写真(53枚)]


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池の茶屋登山口
08:00
遊歩道を登る
08:13
シダの緑が綺麗
08:27
北岳展望デッキ着
08:28
展望の景色(写真板)
08:27

 池の茶屋登山口の駐車場は、到着時間が早やかったのでかなり空いていました。(山頂から降りて来た時は、こんな天気でも満杯状態でした)
大村リーダーが 櫛形山の大きな案内板の前で、今日のコースの説明をしてくれました。
先ずはトレッキングコースに入り北岳展望デッキ経由でアヤメ平を目指しました。
このコース設定は、体に負担の少ない登山をすべきという大村リーダーの考えによります。
登山道は遊歩道になっていました。北岳展望デッキまで手押車で行けます。身体が不自由な方でも北岳を展望出来るようになっていました。
眼前に甲斐駒、北岳、間ノ岳などが手に取るように見れます。今日は生憎の天気で、残念ながら見えませんでした。



  
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車イスでここまでOK
08:28
シダの中を登る
08:30
いよいよ下降です
08:34
右は休憩所
08:44
休憩所経由合流点
08:45

入梅時です。草木が露でしっとりしています。シダの緑が心地よく目に沁みます。
展望デッキからほんの少し登ると、今度はもみじ沢に向って下降を始めます。約200mの下降です。
下降しはじめて間もなく「休憩所」が設けられっていました。
何故こんな所に休憩所があるの? 下のもみじ沢から登ってきた登山者からすると丁度胸突き八丁の場所でした。
ここでは健脚の人が右折し休憩所に向かい、他の人は直進して下にある合流点で待ち構えました。



  
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休憩所経由者合流
08:46
長い下りが続く
08:47
もみじ沢到着
09:01
裸山のコル到着A
09:26
裸山のコル到着B
09:27

休憩所に回った人たちと合流し、これから20分ほどの下りが続きます。
もみじ沢到着です。休憩用の木製ベンチが其処ヶ所に設置されえいました。
もみじ沢の名の通り、もみじの木が沢山あります。秋には紅葉が素晴らしいだろう!!
もみじ沢で小休止をして、裸山のコルまで大よそ30分間、約100mの標高差を登り返していきます。
今回の山行きで、この登り返しが最大の耐え所?でしょう。一歩一歩着実に登って裸山のコル到着を目指します。
裸山のコルまで登れば今日の山行きは先が見えた様なものです。



  
01   02   02   02   02
ナダラカな尾根
09:40
アヤメ平を目指す
09:40
まだ尾根が続く
09:46
まだまだ続く尾根道
09:52
サルオガセが凄い
09:53

 裸山のコルから上は、標高差150mをアヤメ平に向った緩やかな尾根道が続きます。
 暫く尾根道を登っていくと、尾根が急に開けて広々とした所に出てきました。
この辺りの樹々には悉くサルオガセが着いていて、見慣れない景色なので興を惹きます。



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サルオガセをアップ
09:54
アヤメ平前の登り
09:59
原生林が目立つ
10:02
アヤメ平到着
10:03
防護柵を潜る
10:03

 サルオガセを眺めながら登っていきます。
尾根道は更に平坦になり、小さなアップダウンをしながら登っていきました。
アヤメ平を前にした最後の登りを通過します。
原生林の巨木が其処ヶ所に見えて来ました。
 眼前にアヤメ平が見えてきました。アヤメ平の西の入り口に到着です。
アヤメの防護柵の扉を開けて、アヤメ生息地の中に入っていきました。



  
01   02   02   02   02
木道を行く1
10:04
木道を行く2
10:05
木道を行く3
10:06
木道を行く4
10:07
避難小屋で早昼食
10:31

 梅雨の季節、鮮やかな木々の緑、アヤメ平は静かで落ち着いた雰囲気でした。
櫛形山の避難小屋を目指して木道を進んでいきます。
 肝心のアヤメはどうなのか?
アヤメの葉は其処此処に見当たるけれど花芽は全然ありません。
去年咲いた後に残した花のガクがあちこちに残っています。
目を凝らしてアヤメの蕾を探しました。そして漸く一本見つけ出しました。
まだこの地のアヤメは開花時期に至っていないと思いました。
この地のアヤメ花は断念です。まだ大丈夫。車山のアヤメに期待しましょう。
アヤメ平の避難小屋の外で佇んで周囲を眺めていました。
 すると避難小屋の中にいた何処かの山岳会の人たちが、外に出て席を空けてくれました。
有難いことです。なんとなく雨が降っている気配です。早速小屋の中で、少し早めの中食がとれました。



  
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集合写真
010:36
左伊奈ヶ湖、右裸山
10:49
原生林を行く
10:53
裸山到着
11:02
裸山々頂周回
アヤメ小群落1 11:05

 避難小屋の軒下で山行きの証拠写真を撮りました。
避難小屋は今日の山行きコースの中間点です。いよいよこれから後半スタートで、裸山を目指して出発です。
 避難小屋を出て、少し登り上げると平坦な地に出てきます。
伊奈ヶ湖と裸山の分岐点に出てきました。右折して裸山に向いました。
入梅ならではの気持ちのいい原生林の中の山行きです。
先方からも同輩がやってきます。今日は何組も集団に出会いました。櫛形山は人気の山です。
 期待の裸山に到着です。左回りに山頂コースを周回しました。
 出だし一番、早速防護柵の向こうに、期待のアヤメが咲いて、待っていてくれました。
アヤメ平より裸山の方が標高が高いのに何故咲いているの?
アヤメの種類が違うからか?いや、日当たりがいいからだろう?・・・
何だか分からないけれど咲いていればいいじゃないか!!!
皆でがやがや…!!!!!
 


  
01   02   02   02   02
少雨に咽ぶ裸山山頂
11:08
アヤメ小群落2
11:12
アヤメ小群落3
11:14
アヤメ小群落4
11:15
巨大原生林の前にて
11:30

 裸山山頂からの北岳展望は雲が邪魔をして出来ませんでした。
 その代わり山頂南斜面にはアヤメの小群落が見れました。あと何年かすれば一大群落になるに違いありません。
これもひとえに地元関係者の皆様の日々の努力の賜物です。皆さん本当に有難うございます。
 裸山々頂を周回してから、本日の最終目的である櫛形山々頂を目指しました。
櫛形山々頂下までの平坦な尾根歩きとなります。
原生林の中を歩きます。道端にあった原生林の大木の前で写真を撮りました。



  
01   02   02   02   02
巨大原生林10月
11:31
巨大原生林2
11:34
巨大原生林3
11:36
櫛形山頂下
11:47
右折櫛形山
11:48

原生林の中を歩いていると威厳を保った大木があちこちと目につきます。
櫛形山々頂直下まで進むと、平坦な草地が開けていました。
この平坦な草地の中に、伊奈ヶ湖への下山ルートと櫛形山々頂に向かうルートを示す道標ががありました。



  
01   02   02   02   02
櫛形山々頂(山名柱)
12:00
富士山展望は不可
12:01
少し下降再度登る
12:26
櫛形山々頂(三角点)
12:36
最後の休憩本日最後の12:39

 櫛形山々頂を目指して約50m弱登っていきました。これが本日最後の登りです。
2,053mの山頂には「山梨百名山」の山名柱がありました。
南側斜面が開けていて富士山が展望できる筈です。しかし本日は雲の為に見ることはできませんでした。
 山頂から20〜30m位下降して再度20〜30mほど登り返します。
すると2,052mのピークとなり櫛形山の三角点が置かれていました。
ここで本日最後の休憩をとって登山口へと下降していきます。



  
01   02   02        
緑豊か爽快な下山道
12:50
避難小屋が見る
13:06
池の茶屋登山口に戻る
13:07

 約200mほど下れば池の茶屋登山口です。清々しい登山道を下っていきました。
 途中に富士山が見えるところや北岳を展望できる場所がありました。しかし本日は雲の為に展望不可でした。残念でした。
 山頂より30分ほどの時間で避難小屋に到着、池の茶屋登山口に戻りました。
 無事に櫛形山々行きが終了できました。
 リーダーさん、ありがとうございました。
 


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