2016.06.29〜07.05 九寨溝・黄龍7日間 旅物語 《 5日目(2016.07.03) 雪宝梁子経由黄龍へ・世界遺産 黄龍観光 》 | ||||||||
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[本日の写真(65枚)]
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宿より黄龍目指出発 (天源リゾート九寨溝) |
宝石店(西部地鉱) |
宝石店 蔵傳天珠 |
簡易酸素ボンベ |
峠を目指す (車窓) |
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宿(天源リゾート九寨溝)より黄龍を目指して出発しました。(写真1番目) 途中、天珠作りの老舗「蔵傳天珠」を売りにする宝石店に寄りました。藏傳天珠とは蔵伝つまり 蔵は西蔵(チベット)の ことでチベットから伝わった 秘方で作った天珠( パワーストーン)という意味だそうです。小一時間ほど店に飾られた宝石を眺めさせてもらい(写真2〜3番目)宝石店を後にしました。 これからバスは山間地を縫いながら雪宝梁子(約4000mの峠)を目ざしてドンドン登っていきます。此の雪宝梁子を越えて標高差1,000mほど下った先に黄龍があります。黄龍まではまだまだ先の先です。 ガイドの劉さんが、高山病対策の酸素ガスボンベを一人一本あて配布してくれました。500MLのペットボトルより少し大きめの容量でした(写真4番目)。重さは殆どありません。「これから行く黄龍は3,000m〜3500mの高地で酸素が希薄です。気分が悪くなったら迷わず使って下さい」とのことでした。またガスボンベは観光中に売店でも買えるし、整えつけの酸素吸引場所も設けられているとのことで安心しました。 遠くに峻嶮な白い峰を見ながら(写真5番目)バスは雪宝梁子へと登っていきます。 (車窓) ・ | ||||||||
雪山梁子に到着 |
雪宝頂山 |
雪宝頂山 (車窓) |
華龍山庄 ホテル・レストラン |
黄龍入口前 |
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標高4000m強の雪山梁子に到着しました。峠は先着の観光客で一杯です。(写真1番目) バスから降りて雪宝頂山5588mを眺望しました(写真2番目)。山頂が白く光っています。少し雲が掛っていたけれど絶景です。中々出会えないという雪宝頂山に縁あって出会えました。雪宝頂山は日中登山隊により初登頂に成功しているとのことです。 車中に戻り車窓より雪宝頂山を眺めていると、願いがかなったのか雲が切れて全景が拝められました。ラッキーでした。(写真3番目) 峠から1,000m下りたところが黄龍。日光の「いろは坂」みたいにクネクネと曲がった道を下りて行きました。 やがて、バスは黄龍の入口に近い「華龍山庄」に到着しました。(写真4番目)時刻は12時半です。予定通りに華龍山庄で中食をとり 、黄龍の入口前に移動しました。(写真5番目) ・ | ||||||||
黄龍入口 |
ロープウェイ |
全景展望台 |
花 |
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観光ルートですが、華龍入口(写真1番目)から徒歩で500m上の一番奥の五彩池まで観光しながら登っていき、再度観光しながら同じ道を下ってくるという黄龍を十分に堪能するコース設定が考えられます。 華龍入口からツアーではロープウェイで500m登り、一番奥の五彩池経由で下ってくるというコース設定でした。シャトルバスでロープウェイ乗り場まで移動します。 5分ほどロープウェイに乗り(写真2番目)、3,470m地点にある駅で下りました。 ここから五彩池まで約2Km、ほぼ平坦な整備された木道をトラバースします。途中には全景展望台があって正しく黄龍の全景が眺められました(写真3番目)。 木道の両側には珍しい山野草が沢山咲いていました。(写真4番目) 花好きの皆さんにとっては最高でしょう。 時に、林間から下界が眺められる場所があって黄龍溝をハッキリと鳥瞰出来ました。(写真5番目) 観光時間は4時間で、黄龍入口まで戻ります。制限時間内に戻れるか心配しましたが、結果的にかなりゆっくり歩いても3時間半くらいで観光できました。この辺はツアー会社がシッカリ計算していて信頼できます。 ・ | ||||||||
花 |
五彩池 01 |
五彩池 02 |
五彩池 03 |
五彩池 04 |
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ロープウェイを下りてから2Kmの木道を、珍しい花々を眺めたり、下界に目をやったりしながら1時間ほど歩きました。歩くことによる苦痛は皆無です。酸素ボンベの出番もないようです。 体調良好で待ち望んだ五彩地に到着しました。池の水は透き通っています。池の周りには花が咲いていました。池の向うに黄龍古寺が見えていました。素晴らしい地にある寺です。黄龍古寺は明代の創建らしい。 池の周囲を進んでいくに従って、池の色が段々と変わっていきます。 ・ | ||||||||
五彩池 05 |
五彩池 06 |
五彩池 07 |
五彩池 08 |
五彩池 09 |
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透明、薄緑、黄緑、明るい青、濃い青・・・水の色を見ているだけで心が洗われました。 ・ | ||||||||
五彩池 10 |
黄龍古寺 |
映月彩池? 01 |
映月彩池? 02 |
黄龍中寺 |
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五彩池の一番奥に展望台(標高3,560m)がありました。広々とした眺めです。幾つと知れぬ数、色とりどりの棚田が素晴らしかったです。(写真1番目) 展望台から下りて、いよいよ木道を下っていきます。先ず黄龍古寺が現れました。(写真2番目) 明の時代に創建された黄龍古寺はチベット仏教のお寺です。寺の正面に「黄龍古寺」と書かれていることから、この地域が「黄龍」と呼ばれるようになったと云われています。 映月彩池が出てきました。(写真3〜4番目) 水流が少なくて黄色い石灰岩盤をむき出しにしていました。水量が多ければもっとずっと迫力を感じたろうに残念でした。気温や水量も考えて観光の時期を7月初めとしたのですが少し早かったのかも知れません? 映月彩池のすぐ下に黄龍中寺が続いて出てきました。黄龍中寺は道教の寺だそうです。(写真5番目) ・ | ||||||||
争艶彩池 01 |
争艶彩池 02 |
争艶彩池 03 |
争艶彩池 04 |
争艶彩池 05 |
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争艶彩池 石灰岩が形造った棚田、移動するに従い、池の形も変われば色も変わる、池の周りに寄り添う木々も至極自然に変わった。すばらしい!!天気が良いからこんなにも素晴らしい形や色彩の景色が眺められるのだろう!! ・ | ||||||||
争艶彩池 06 |
金沙鋪地 07 |
金沙鋪地 08 |
明鏡倒映池 01 |
明鏡倒映池 02 |
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争艶彩池に続いて現れたのが金沙鋪地(写真2〜3番目)。ここも水量が少なく、黄金色の石灰岩がむき出しになっていて少々残念でした。写真を撮っても水の流れがうまく撮影できませんでした。ロープウェイを下りて全景展望台で眺めた黄龍の全景、黄金色に輝いて見えた所はこの辺りかも知れません? 明鏡倒映池(写真4〜5番目)、80個余りの彩池群で、澄んだ池は周囲の風景を逆さまに映す明鏡のようだ、それで「明鏡倒映池」と云われているようです。 ・ | ||||||||
明鏡倒映池 03 |
明鏡倒映池 04 |
明鏡倒映池 05 |
明鏡倒映池 01 |
明鏡倒映池 02 |
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次々と明鏡倒映池が続きました。どこを眺めても皆絶景でした。 ・ | ||||||||
蓮台飛瀑 01 |
蓮台飛瀑 02 |
盆景灘 |
洗心洞 |
飛瀑流輝 01 |
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蓮台飛瀑は、長さ167m、幅19m、落差 45mの滝です。滝の下の石灰岩が仏の蓮台のように見えて輝いてました。(写真1〜2番目) 盆景灘(写真3番目)は、石灰岩の棚田に傍に生えている木々が盆栽のようで素晴らしい景観を成していました。 洗身洞(写真4番目)は、幅40メートル、高さ10メートル。仙人が身を清めた後、滝の壁に ある洞窟(写真の略中央にある洞)に入って瞑想したという伝説や、不妊症の女性も浄身することにより子宝に 恵まれるという言い伝えがあるそうです。 次に続くのは飛爆流輝(写真5番目〜次項)です。 ・ | ||||||||
飛瀑流輝 02 |
飛瀑流輝 03 |
飛瀑流輝 04 |
迎賓彩池 01 |
迎賓彩池 02 |
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飛瀑流輝(写真1〜3番目)、滝となって落ちる水が、岩に砕け、千々に飛び散り、真っ白に輝いている名瀑と云うことでしょう。ここももっと水量が欲しかったです。 いよいよ最後の大詰め「迎賓彩池」(写真3番目次項)に来ました。 ・ | ||||||||
迎賓彩池 03 |
迎賓彩池 04 |
迎賓彩池 05 |
迎賓彩池 06 |
迎賓彩池 07 |
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迎賓彩池は、眺めれば皆写真に撮りたい所ばかりでした。石灰岩の幾重にも重なる棚田、澄んだ水、変化する水の色、彩地の景色を思い切り楽しみました。 ・ | ||||||||
迎賓彩池 08 |
迎賓彩池 09 |
松藩古城 (車窓) |
畳渓海子 (車窓) |
茂県国際飯店 |
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迎賓彩池を最後の最後まで見て(写真1〜2番目) 黄龍出口(入口)に向かいました。 高山病のことなど全く忘れていました。黄龍の最高の景色を心行くまで楽しめて良かったです。 黄龍を出て、これから所要時間4時間200Kmのバス移動です。今夜泊る茂県のホテルを目ざしました。 途中、2日前に九寨溝への往路で通った松藩古城を19:10通過(写真3番目)、畳渓海子を20:39通過(写真4番目)して、21:00に茂県国際飯店に到着(写真5番目)しました。かなり厳しいバス移動でした。これで今日の日程も無事に終了しました。明日はいよいよ帰国の途です。 ↑ ページトップへ |