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3日目(2016.07.01) 成都パンダ繁育研究基地・畳渓海子・松藩古城

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《 その1 成都パンダ繁育研究基地 》

 「成都パンダ繁育研究基地」は、ジャイアントパンダの保護、繁殖、生態研究のために1987年に設立された施設です。
 約67ヘクタールもの広大な敷地内にはたくさんのジャイアントパンダのほか、レッサーパンダが生息し、その姿を見学することができます。
 また、ここ「成都パンダ繁育研究基地」では、パンダの生息地に似た状態で、自然に近い環境でパンダの研究がされています。開園当初は6頭から始まり、現在108頭まで繁殖に成功!中国国内のAAAA観光地に指定されています。
 パンダの飼育施設のほか、パンダ記念館やパンダ実験室などもあり資料や写真が約800点、実物の標本が2140主など計21450点もの展示物が展示されています。
 また、パンダ科学探密館では、インタラクティブ式の技術を用いて科学的にパンダを保護する不思議な世界を体験することもできます。
 赤ちゃんパンダの見学やパンダを抱っこして記念撮影ができたりと、パンダの魅力を肌で感じることができます。
(http://www.utravelnote.com/china/see/chengdu_research_base_of_giantpanda_breedingより)

[本日の写真(15枚)]    ↓画像をクリックすると拡大写真が見れます。
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大熊猫繁育研究基地
入口01
大熊猫繁育研究基地
入口02
有料カート
大熊猫繁育研究基地
大熊猫太陽産房
 市内のホテルから1時間弱で郊外の研究基地の入口に到着しました(写真1〜2番目)。早朝の到着だったので開館と同時にスムースに入館できました。
 基地内は徒歩でも見学できますが広くて時間がかかり過ぎます。ツアーでは電動カート(写真3番目)を最初から使用しました。電動カートに乗るには当然のことながら順番待ちをしなければなりません。早く入場したのでここでも時間を余りかけずに乗ることが出来ました。早起きは何文の徳だったっけ?
(余談ですが、研究基地の入場料は1人60元(為替レート1元17円で約1020円)、カートは場内を周回しており一回乗車ごとに10元(約170円)ということらしい)。
 カートに乗って大熊猫繁育研究基地の建物(写真4番目)を眺めながら、すぐに大熊猫太陽産房(写真5番目)に到着しました。
来る途中で皆さんはレッサーパンダ(小熊猫)を見たらしいけれど、私は残念ながら見落としてしまいました。  
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産房内の様子
赤ちゃんパンダ
幼年パンダ
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幼年パンダ
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幼年パンダ
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 大熊猫太陽産房ではガラス越しに赤ちゃんパンダを見れました。ピンボケ写真(1〜2番目)ですが、研究員によって保育器で赤ちゃんパンダが育てている事が知れます。
 研究基地ではパンダ母子、 幼年パンダ、 成年パンダ等 グループ毎に飼育場所を設けて飼育しているそうです。
 猫太陽産房を出て研究基地の一番奥にある幼年パンダの飼育場所に向かいました。
 ガイドの劉さんによると「集団で生活するのは幼年パンダで生後1年くらい」「パンダは起きて笹を食べているか、笹を食べ終わって寝ているか そのどちらか」だそうです。
 「今朝は天気も良くまだ早いので笹を食べながら皆さんをお待ちしているでしょう」と案内してくれました。天気が悪かったり、笹を食べ終わると小屋の中に入って寝てしまうので見れないそうです。
ガイドの劉さんの言うとおり愛くるしいパンダが私たちを待っていました(写真3〜5番目)。
 お金さえ払えば、パンダと記念写真も、握手も、・・・・・・何でもできるらしい。(撮影代:5分間で10,000元)・・・・・・

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見学者風景
幼年パンダ
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成年パンダ
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成年パンダ
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成年パンダ
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 時間が経つに従って見学者が段々多くなってきました(一番目の写真)。今日はパンダが見れて良かったです!! 見学者の皆さん一様に思っていることでしょう。
 成年パンダは皆一匹狼で自分の縄張りをもって生活しているそうです(写真3〜5番目)。パンダ一匹の縄張り面積は2平方Km?ガイドの劉さんが説明してくれたけれどよく覚えていません。
 
 
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3日目(2016.07.01) 成都パンダ繁育研究基地・畳渓海子・松藩古城

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《 その2 畳渓海子 》

 茂県はこれまでにも大きな地震にたびたび見舞われてきた。
 1933年8月25日にはマグニチュード7.5の強い地震(茂県地震、畳渓地震)が起き、山崩れや地盤の陥没が各地で起きた。
特に土砂崩れで岷江がせき止められ大きな堰止湖が出現し、地震で大きな被害を受けていた畳渓鎮の街では3千人が全員避難を強いられた。
 現在は畳渓湖(畳渓海子)という湖があり、古い畳渓鎮は湖底に沈んでおり、新たに再建された畳渓鎮が湖の西北5kmの位置にある。
 2008年の四川大地震(ぶん川大地震)でも茂県の農家などの倒壊率は70%から80%に達し、人的被害のほか交通の遮断による経済的被害も大きい。   (出典 http://wpedia.goo.ne.jp/より)

[本日の写真(20枚)]    ↓画像をクリックすると拡大写真が見れます。

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?(ぶん)川地震
男子トイレ
女子トイレ
露店風景1
露店風景2
 大崩落を起こしている山腹を左側の車窓から岷江越しに眺めています(写真1番目)。現地ガイドの劉さんが一生懸命に?(ぶん)川地震を説明していました。
(2008年(平成20年)5月12日「?(ぶん)川地震」が発生して児童の死亡者数1万9065人、これは死者、行方不明者全体(9万人以上とされる)の2割超の犠牲です)
 途中トイレ休憩で大きな売店に寄りました。トイレは有料で1回1元です。番人が居てお釣りもくれます。
トイレの造りは立派でした。しかし、男子トイレは日本の戦後間もないころの小中学校のトイレを思い出させました(写真2番目)。
 女子トイレにはドアも無く便器も無く溝だけのトイレです(写真3番目)。多分皆さんままならず躊躇しながら使ったことでしょう!!
 そして「中国のトイレの排水管は細く詰まり易いので絶対に流さず屑入れに入れて下さい」と現地ガイドさんが言っていました。
 立寄った売店の露店風景です。商売繁盛の賑わいです。(写真4〜5番目)

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茂県a江の流れ
茂県国際飯店
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茂県国際飯店
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茂県国際飯店
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畳渓海子前休憩地
 最初の写真は、茂県国際飯店到着の1時間くらい前の車窓風景です。ここでは右側車窓に岷江の流れが見えていました。
 茂県の町はずれの岷江沿いに建っている茂県国際飯店に到着しました(写真2〜4番目)。此のホテルで昼食をとりました。此のホテルには三日後、成都に戻る時に宿泊する予定になっています。
 最後の写真は、茂県から1時間ぐらい北上した、畳渓海子のトイレ休憩時に撮った意味不詳の写真です。因みにツアーで使っているのは左から2番目のバスです。
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畳渓海子
白いヤク
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白いヤク
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白いヤク
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白いヤク
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 1番目の写真は1933年8月25日の茂県地震(畳渓地震)で出来た堰止湖・畳渓海子です。此の湖底には旧の畳渓鎮が埋っています。今あるのは震災後に出来た新しい街並みです。
 路傍の畳渓海子展望スペースで数匹の白いヤクに出会いました。ヤク君が観光者相手に記念撮影に忙しそうです。少し離れた場所からヤク君を撮らせてもらいました。(写真2〜5番目)
 
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白いヤク
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露店
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露店
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露店
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露店
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 「ヤクは捨てる所がない!」と言われています。因みに、毛→糸(衣装、ゲル)、皮→チュパ(ドテラのような民族衣装)・ハムコ(ブーツ)、肉→食料・乾燥させて保存食、内臓→ソーセージ、乳→バター、糞→燃料、血→腸詰め、料理にも使う といった塩梅です。
 トイレを借りた売店先の露店です(写真2〜5番目)。果物が豊富に並べられていました。艶があって輝いていています。如何にもおいしそうでした。でも海外の旅行先です。食べて食中毒にでもなったら大変だ!! との思いが先に立ちました。



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《 その3 松藩古城 》
松藩は成都から北に350km、 海抜2,800mのところに有り、少数民族の羌族と回族が住む街である。 松藩の歴史は古い、秦の始皇帝が中国を統一した紀元前三世紀頃にはすでに街が存在したと言われ ている。また、古くからチベットと中国を結ぶ交通の要衝としても栄えた街である。この街には明代に建 造された「松藩古城」がある。東西南北に城門が設けられ、それを延長6kmの堅固な城壁で囲み城内 に街を築いた造りで、今も住民の営みが行われている。北門周辺は観光地化しているが、一歩裏道へ 入れば昔ながらの街並みが続いていた。 (出典 ウィキペデア フリー百科辞典より)

[本日の写真(15枚)]    ↓画像をクリックすると拡大写真が見れます。

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新幹線建設中
松藩古城城壁
古城入口正面
古城入口内側
古城入口裏面
 今日、成都から都江堰を経て?川へ入ってきたとき、トンネルを掘削していたり、高架橋の工事現場が時々ありました。「四川省成都市と甘粛省蘭州市を結ぶ高速鉄道」の工事をしているのだそうです。
 1番目の写真は、畳渓海子から松藩古城に向かう途中で撮った高速道路の高架橋の工事中の写真です。
   
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古城街路風景01
古城縦道正面
古城横道左正面
古城横道右正面
古城街路風景02
 場内の正面の街路を中ごろまで進んだ十字路に立って、望遠で正面(2番目の写真)、左正面(3番目の写真)、右正面(4番目の写真)の写真を撮りました。各突き当りには城壁があって城門があるようでした。
 
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古城古松橋
古城北門
新幹線建設中
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川主寺街路風景
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川主寺街路風景
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 2番目の写真は古城の北門の写真です。見学時間30分ではそこまで行けないだろう。と考えていたけれど意外に早く着いて見学できました。
 松藩古城を見終わって川主寺に向かう途中でも新幹線の高架橋工事をしていました(3番目の写真)。ガイドの劉さんが、「数年後には成都から九寨溝への観光ルート所要時間が短縮されるでしょう」と云っていました。
 松藩古城を出てから川主寺まで約1時間かかりました。
川主寺は交通の要所です。成都からG213国道で川主寺まで来て、S301省道で90Km先の九寨溝に、そしてX120県道で40Km先の黄龍に分岐します。
今日はG213国道で九寨溝に行き、あさっては九寨溝観光をしてから、ここまで戻って来てX120県道で黄龍に向かいます。写真4〜5番目は震災後に造られた川主寺の新しい街路です。
 また、川主寺の街から車で10分程度の所に四川九寨黄龍空港があることを知りました。空港から九寨溝(88km)まで所要1.5-2.5時間、黄龍(52km)まで所要1.5-2時間で行けるようです。ガイドさん曰く「急激に標高が高い所に来るので九寨溝や黄龍の観光には高山病にかからないよう尚一層の注意が必要だ」と言っていました。


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