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2016.06.12 縞枯山々行き 富士桜山岳会  back
↓画像をクリックすると拡大写真が見れます。    [本日の写真(50枚)]

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麦草峠無料駐車場
08:20
麦草ヒュッテへ
08:27
麦草ヒュッテ 麦草峠看板 茶水の森
 日曜日だというのに麦草峠無料駐車場(左端の写真)はあまり混雑していません。関東甲信も梅雨入し、天気が不安定で、 登山者の出足を鈍らせているようだ。お陰さまで我々が乗ってきたバスも無事に駐車することが出来ました。
 駐車場から国道を通って直接入山できるけれど、木道(写真2番目)を使って麦草ヒュッテ前(写真3番目)を通り麦草峠の看板前(写真4番目)を通過して入山しました。
すぐに茶水の森(写真右端)に到着しました。入梅だというのに降雨量が少ないらしく池の水は干からびていました。


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大石峠
08:55
中小場到着
09:03
中小場で小休止
09:11
中小場から南八ッ望 イワカガミ
 ツガやシラビソの原生林の中を登っていくと直ぐに大石峠(写真左端)に到着しました。
 大石峠から更に原生林の中を進み、小高い岩の上に登ると中小場到着(写真2番目)です。これから登る茶臼岳が真正面に見えていました。
 中小場で小休止(写真3番目)して呼吸を整えました。来た方を振り返ると南八が覗いていました。(写真4番目) 休憩している皆さんの傍ではイワカガミ(写真右端)が薄赤紫色の花を咲かせ、静かに佇んでいました。


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快適な登山道
09:18
暫時急登が続く
09:27
茶臼岳着
09:45
茶臼展望台着
09:50
縞枯山方面展望
09:52
 中小場の岩稜から降りてくると登山道は砂地の平らな登山道で快適(写真左端)に歩けました。
快適な登山道は直ぐ終わり、石がゴロゴロして登るのに難儀な辛い急登(写真2番目)が続きました。振返れば今日の山行きで一番大変な急登でした。只、時間にして20分ほどです。
 急登が終わると茶臼岳頂上に到着(写真3番目)です。頂上は原生林の中で展望はありません。頂上から5分の所に茶臼岳展望台(写真4番目)がありました。展望台に行くと縞枯山(写真右端)が真正面に見えています。縞枯山の青々とした原生林の中に、立ち枯れた灰白色の原生林が帯状にして且つ段々状になっていてるのがよく展望出来ました。縞枯山の山名の由来らしいです。



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八ヶ岳方面展望
10:03
茶臼岳山頂写真
10:11
歩き難い登山道
10:13
縞枯樹林帯を行く
10:24
五辻分岐到着
10:25
 茶臼岳展望台で来た方向(南側)を眺めると八ヶ岳方面(写真左端)が展望出来ました。
展望台から茶臼岳山頂に引き返し、茶臼岳の標名柱の前で皆で記念写真(写真2番目)をとりました。
 大きい石や小さい石がゴロゴロした歩き難い登山道(写真3番目)を降りて行きます。雨が少なかったようで石が乾いていました。石に登っても滑らないので助かりました。
 鞍部まで降りて行くと枯れて灰白色になった樹林帯(写真4番目)が待っていました。その枯れた樹林帯の中を進んでいきます。枯れた樹林帯の中には次世代の若木が1〜2mに成長し青々と芽吹いていました。
 縞枯れの樹林帯を進んでいくと、五辻に降りて行く道標が出てきました(写真右端)。此処を降りて行くと、今日の午後に通る「五辻」に出られるようです。



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縞枯展望分岐
10:40
縞枯山頂方面
10:46
茶臼岳&南八方面
10:46
五辻方面
10:46
尾根の縞枯樹林帯
11:05
 縞枯山は茶臼岳と縞枯山の間の鞍部から10分程度登ると尾根に出てしまいます。そこには縞枯山展望台への分岐の道標(写真左端)が待ち構えています。道標に従うと5分程度で岩稜の展望台に着きます。
 展望台から進行方向を見ると縞枯山頂方面(写真2番目)が見えます。山頂までは緩い登りが続いていてコメツガやシラビソの原生林が続いています。登ってきた方向(南側)を振り返ると、さっき登ってきたばかりの茶臼岳や、その向こう側に南八ヶ岳方面(写真3番目)が見えていました。更に右側(東側)を見ると眼下に五辻方面(写真4番目)が見えました。
 展望台から戻り、原生林の中の緩い勾配の尾根道を頂上に向けて登っていくと、尾根道の周辺一体が枯れた灰白色の縞枯れ樹林帯(写真右端)になっていました。ここでも当然に若木が生い茂っていて世代交代の準備は万端のようでした。



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オサバグサ カタバミ
縞枯樹林帯を行く
11:06
縞枯山頂写真
11:10
雨池峠分岐
11:38
 縞枯山頂上に向かう尾根道にはオサバグサ(写真左端)やカタバミ(写真2番目)の花が咲いていました。 (オサ(筬)とは、織物を織るときに 経(たて)糸を通しておくものです。「オサバグサ」の葉並びが筬のように綺麗に並んで似ていることから「オサバグサ」と呼称されているようです)
 尾根の縞枯樹林帯(写真3番目)を暫く進むと縞枯山頂です。縞枯山頂も樹林に囲まれていて展望がありません。道標が無ければ通り過ごしてしまうような所です。ここで山頂の記念写真(写真4番目)を皆で撮りました。
 縞枯山頂から雨池峠に向かう降りはやや急降下です。此の登山道も大小さまざまな石で足の踏み場を考えながら降ります。かなり降りずらかったです。しかし時間は短く20分ほどで雨池峠分岐(写真右端)に到着しました。縞枯山から降りてきて雨池峠では、直進すれば三ツ岳(北横岳)へ、右折すれば雨池へ、左折すれば縞枯山荘(ロープウェイ駅)への分岐点です。



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山荘への木道
11:39
山荘見える
11:41
鞍部を進む
11:47
坪庭入口
11:50
縞枯山頂を見返す
 雨池峠を左折して、木道(写真左端)で縞枯山荘(ロープウェイ駅)に向かいました。
 2〜3分歩くと縞枯山荘(写真2番目)が見えてきます。
 縞枯山荘を過ぎ、木道をドンドン進むと(写真3番目)、やがて坪庭の遊歩道入口(写真4番目)に到着します。
 遊歩道入口の高さ数メートルの段々を登ってしまうと坪庭は平坦です。見返すと縞枯山頂(写真右端)が良く見えていました。坪庭は老若男女を問わず何時も賑わうらしいけれど今日はガラ空き状態でした。
 北横岳の坪庭は10万坪に及ぶ溶岩台地「坪庭」には30種類以上の高山植物が 咲き誇るとのことです。


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三ッ岳方面? 北横岳分岐 山頂駅
12:05
麦草峠五辻分岐
12:35
快適な木道
12:51
 坪庭の遊歩道から見て北西の方向に三ッ岳がある筈です。三ッ岳方面だろうと写真(写真左端)を撮ったけれど決め手を欠いて同定できません。
 遊歩道を進んでいくと北横岳分岐(写真2番目)に出会いました。ここが北横岳の入口です。ここからは北横岳頂上は稜線の陰で見えないらしいです。北横岳頂上へは往復2時間程度で行って来られるらしいです。
 遊歩道が終わるころ山頂駅(写真3番目)が西側に見えてきました。今日は山頂駅前の広場で昼食をとる予定です。昼食時間は30分間の予定です。
 昼食を済ませて麦草峠五辻方面の分岐道標(写真4番目)を見ながら五辻に向かいました。
国有林監視用の歩道だそうです。縞枯山・茶臼岳の東側中腹を麦草峠方面に向かう快適な木道(写真右端)が続きました。



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森林浴展望台
13:00
正面に八ヶ岳
13:07
五辻到着
13:15
休憩舎
13:20
シロバナヘビイチゴ
 五辻を目指して降りて行くと「森林浴展望台」という珍しい展望台(写真左端)に出会いました。此の展望台で森林浴をしながら景観をゆっくりと眺めるということか? 素晴らしい発想です。
 笹の生い茂る原っぱにやってきました。正面に八ヶ岳(写真2番目)が見えていました。  ロープウェイ山頂駅から25分で五辻(写真3番目)に到着しました。快適な木道の降りでした。
 五辻の先に休憩舎(写真4番目)がありました。14〜5人は雨宿り出来そうです。
 路傍にシロバナヘビイチゴ(写真右端)が沢山咲いていました。小さな白い花が綺麗でした。



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出逢の辻
13:40
国道299号
13:50
自然休養林大看板
13:51
停車バス発見
14:01
バス乗車
14:03
 五辻から約25分で出逢の辻(写真左端)に到着しました。当初の予定はここから左折して西に向かいオトギリ峠経由で大石峠に向かう予定でした。今朝、麦草峠の到着時間が40分遅れのため、時間短縮をもくろみ、予定を変更して左折せずに、ここから直進し国道299号線メルヘン街道に出ます。
 国道299号(写真2番目)には10分ほどで到達しました。国道脇には「自然休養林」の大看板(写真3番目)があったけれど、バスが待っている場所は麦草峠に近い方の「自然休養林」の大看板がある場所です。
 国道を麦草峠方面に10分ほど歩いたらバスが止まっていました(写真4番目)。
 時刻は14:00JUST 40分の遅れは回復できました。此の時間に帰路につけば予定時刻に吉田に到着するだろう。一同はバスに乗車して大安堵、一路吉田に向かいました。(写真右端)
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