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2015.10.05 大室山々行き  back
↓画像をクリックすると拡大写真が見れます。    [本日の写真(70枚)]
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久保つり橋入口
05:32
久保つり橋
15:20
久保つり橋下流側
15:17
久保つり橋上流側
15:18
大室山登山口
05:38
 「久保つり橋」入口(写真1番目)は、国道413号線(道志みち)を月夜野方面に向かって南下し、久保バス停の少し先の右側にあります。入口には2〜3台の駐車スペースが有り、左側には水洗式の公衆トイレ、右側には農産物直売所がありました。
 国道からつり橋(写真2番目)の主塔が見えます。目測60〜70m位の大きなつり橋です。つり橋の真ん中辺で下流(写真3番目)と上流(写真4番目)を眺めてみました。その高さに怖じ気づきます。これ等の写真は帰りに撮ったものです。
 つり橋を渡りきって左折して20〜30mほど歩くと大室山への指導標(写真5番目)が出てきました。不思議なことに登山口のど真ん中に長椅子が据え付けられていました。多分、今歩いてきた道が遊歩道になっていて、此処が休憩場所ということでしょう。指導標に従ってここを右折して、右斜面に向かって登山を開始しました。。



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小尾根に登上がる
05:53
アンテナ線支柱
06:10
アンテナ
06:13
植林尾根を登る
06:36
久保分岐に到着
06:49
 登り出して10分ほどすると平坦な所に出てきました。困ったことに登山道が不明です。踏み跡が無くなってしまいました。周辺をキョロキョロと見渡しました。左側に3〜4mの小尾根があります。どうやらその小尾根に登り上げているようです。登って見ると尾根道(写真1番目)となって続いていました。
 登山道わきにはアンテナ線の支柱(写真2番目)が有って、それと並行するように植林地の登山道をドンドン登っていくと、小さなアンテナ塔(写真3番目)が建っている所に出合いました。ここまで登り出してから35分ほど経過していました。
 この後も植栽樹林の下、展望の全くない尾根道(写真4番目)を登り続けました。アンテナ塔の有った所から凡そ45分ほど登り、第一目標地点にしていた久保分岐(写真5番目)に辿り着きました。時刻は6時50分です。登り出して1時間20分が経過しました。



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上からの久保分岐
06:51
植林尾根を登る
07:04
時々ある赤テープ
07:35
ピーク1131m???
07:48
07.49_2700古い指導標
07:49
 久保分岐は登ってきた久保地区と大渡(おわた)地区の分岐点です。大室山から下ってきて直進すると大渡、左折すると久保で(写真1番目)、久保への指導標を見落として直進してしまい易いところらしいです。
 久保分岐から次の目標地点の「ピーク1131m」までは約1時間登り続けました。
桧林の下を登っていきますが(写真2番目)、途中に登山道が不明な所もあってビビってしまうような所もありました。でも大抵そんなところには赤テープ(写真3番目)が有って迷わずに済みました。
 指導標「← 90分 久保吊り橋:大室山山頂 120分 →」があるところを以て [ピーク1131m」と推察しました。残念ながら高度計を持っていないので確認できないのです。
また、写真のように倒木が有って行く手を阻んでいます。倒木の下をくぐって前進しなければなりませんでした(写真4番目)。破線の登山道です。こんなのは当たり前のことなのでしょう。
 余談ですが、少し離れたところに、今にも朽ち果てそうな古い指導標(写真5番目)が有りました。はっきり読めなかったけれど大渡40分・大室山60分?と記されているようでした。新しい指導標の半分の時間?です。大先輩方の時代は歩くのが早かった???



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広い尾根を進む
07:50
時々ある赤テープ
07:53
小さな藪漕ぎ
08:01
崩落地到着
08:14
落葉樹林帯に入る
08:26
 広い尾根の登山道のはっきりしない所を歩くのは気骨が折れます(写真1番目)。でも、時々ある赤テープ(写真2番目)に安堵させられました。
 行く手を雑草が覆っていて登山道が分かりません(写真3番目)。こんなところは思い切って直進していきました。時間的には1分もなかったでしょう。その先に登山道が続いていました。
 ピーク1131mから歩くこと約25分、西側の斜面が崩落している所に出くわしました(写真4番目)。さっきの指導標からすると、ここから頂上まであと1時間35分程度は登っていくことになります。周辺の環境も大分変ってきました。杉や桧の植林地帯が終わり落葉樹林帯(写真5番目)に入ったようです。



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ブナの樹が目立つ
08:52
ブナ林1
08:55
ブナ林2
08:55
ブナ林3
08:57
ブナ林4
08:58
 崩落地から落葉樹林帯を30分ほど登った所に「大室山」の道標が出てきました(写真1番目)。ブナの木が目立ち始めました。お目当てのブナ林に到着です。
 これより頂上まで登りながらブナ林を楽しめます。 今までの急登の疲れや、怪しげな登山道の気苦労もすっかり忘れてしまいました。 ブナの大木に出会うたびに写真に納めました。写真を撮りたくて登山道を外すこともありました。けれども道迷いはしたくないので極力、登山道を登るように心掛けました。(写真2〜5番目)

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ブナ林5
08:58
ブナ林6
08:58
ブナ林7
09:08
ブナ林8
09:09
ブナ林9
09:11
 ・・・・・ブナ林を撮り続けました(写真1〜5番目)・・・・・


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大室山頂上到着
09:21
大室指・久保吊橋
09:21
神ノ川方面
09:22
加入道山方面
09:22
快適な尾根道
09:42
 ブナ林を撮り出してから30分ほど経過しました。頂上まで今少し登らねば!!!
 そんな思いで登り出すと、眼の前に大室山頂上の道標(写真1番目)が立っていました。もう頂上に着いてしまったのです!!!
ピーク1131mの指導標には頂上まで120分とあったけれど、90分で頂上までこれました。意外に頂上まで早かったです。
 頂上は雲に覆われていました。全く展望は有りません。
ルート確認(大室指・久保吊橋(写真2番目)、神ノ川ヒュッテ(写真3番目)、加入道山方面(写真4番目))をして、長居せずに西の肩を目指して尾根道(写真5番目)を下りました。



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続く紅葉登山道1
09:44
西の肩到着
09:46
続く紅葉下山道2
09:46
木道出現
09:53
続く紅葉下山道3
0955
 尾根道周辺の木々が紅葉(写真1番目)していました。残念なことにガスがでていて鮮明に撮り込めません。
 頂上から5分もしないうちに西の肩(写真2番目)に到着しました。ここは犬越路への分岐点で昨年登った檜洞丸へ犬越路経由で縦走できます。今日のルートで唯一の展望場所で南西に富士山が見える筈です。が、ガスで覆われているので駄目でした。
 更に、目指すは破風口です。そこまで下っていきます。ガスに咽ぶ紅葉(写真3、5番目)を眺めたり、木道(写真4番目)を歩いたりして降りて行きます。



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続く紅葉登山道4
10:02
木道再出現
10:15
きつい階段状下山道
10:29
野菊に癒された
10:32
視界広がった気配
10:32
 破風口まではマダマダ下っていきます。
 ブナの大木に大文字草が宿っていて紅葉していました(写真1番目)。
 またも木道(写真2番目)が出現しました。その次は階段状の登山道(写真3番目)です。降りるたびに膝に響きます。多分誰もが苦手としているに違いない。
 時に白い可憐な野菊(写真4番目)が道端に咲いていて心を癒してくれました。
 そうこうしているうちに下山する尾根道の脇の木々が無くなり前方が白く明るくなり開けたようになりました(写真5番目)。もう少しで破風口です。



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タチアザミ?
10:36
破風口到着
10:47
破風口を見返す
10:54
凛々しい富士アザミ
11:05
何の実だろう?
11:12
 途中にタチアザミ(写真1番目)?が咲いていました。
 鞍部まで降り切ると壊れた指導標(写真2番目)が立っていました。破風口到着です。西の肩からここまで降りるのに凡そ1時間かかりました。
 破風口から標高差70mほどを登り返していきます。今回のコースで少し負担な登り返しは此処だけでした。
 少し登り返した所で見た破風口(写真3番目)です。富士アザミ(写真4番目)や真っ赤な実(写真5番目)の付いた紅葉を見ながら、ゆっくり登りました。



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可憐な林道
11:14
気持よい尾根道
11:16
何のキノコ?
11:20
目新しい切り株
11:27
前大室到着?
11:31
 可憐に咲くリンドウ(写真1番目)の花を見たり、快適な尾根道(写真2番目)を通ったり、名の不明なキノコ(写真3番目)を見たり、切り倒したばかりの切り株(写真4番目)を見て、「多分、枯れた大木だろう。よくぞ切り倒した!!」と感心したりしていると、知らぬ間に前大室に到着(写真5番目)してしまいました。
到着時刻 11:30 破風口から前大室まで凡そ40分の登りでした。
 



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加入道避難小屋建替
11:43
使用開始来年4月
12:28
加入道山到着
11:44
道志村分岐
12:27
トリカブト
12:39
 前大室から加入道山へは15分ほどで到着(写真3番目)しました。
 現在、避難小屋を建替え中(写真1番目)で、来年の3月まで使用中止の表示板(写真2番目)が掲げられていました。
 加入道山で30分ほどの昼食タイムをとって12:15 道志村分岐を目指して下山しました。下って行って道志山分岐(写真4番目)をそのまま直進すると白石峠に向かいます。右に折れて下って行くと道志村(和出村)に降ります。道志の湯バス停に向かうので、ここを右折して下りました。
 下って行くと小さな崩落地が有って、足場が悪く慎重に通過しました。この辺でもトリカブト(写真5番目)が綺麗に咲いていました。
 


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植林地下山
12:51
あずまや到着
13:30
崩落地の上を通過
13:46
鹿避けゲート通過
14:04
登山道入り口到着
14:17
 この辺りまで下りると、再び杉や桧の植樹林の下(写真1番目)を降りるようになります。
 展望のない樹林下を黙々と降りて1時間、「あずまや」(写真2番目)に到着しました。ここで10分ほど休憩して再出発。
 細い登山道を通過してから見返してビックリです。平気で通過してきた所は、木で覆われていて分からなかったけれど、実は道の直下が大きくえぐれていて大変危ない場所でした。(写真3番目)・・・知らなければ怖くない・・・です。
 そんな所を通過してドンドン降りて行きます。鹿避けゲート(写真4番目)を通過して、14:17 ようやく登山道入り口の指導標(写真5番目)がある所に辿り着きました。ここから道志の湯のバス停まで10分程度で着くでしょう。・・・



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駐車場通過
14:19
駐車場登山口分岐
14:20
道志の湯バス停到着
14:29
バス停横での景色1
14:39
バス停横での景色2
14:45
 去年、大室屋へ登った時に使った駐車場(写真1番目)を通過し、駐車場・登山口への分岐点(写真2番目)を通過して、14:29 道志の湯バス停(写真3番目)に到着しました。久保バス停行きのバスは14:41発です。待ち(余裕)時間は10分でした。計ったがごとくJUST TIMEでした。このあとバスが来て久保バス停に向かい、概ね予定通りに、今日の山行きを無事に終了しました。



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