***第7回目 2009.06.09(火) 本日の散歩は小原宿から野田尻宿までの予定です。*** |
こちらから地図で経路が見られます→地図 |
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小原と与瀬は片道継立の宿で、甲州へは小原から吉野へ継ぎ、江戸方面には与瀬から小原を通り越して小仏宿へ継ぐ。本陣1脇本陣1、旅籠7
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1.小原の郷 | 2.道 標 | ||
1.小原の郷 小仏峠を下りきり国道20号線の底沢バス停から 大よそ400mばかり進んだ右側に小原宿の資料 館「小原の郷」があります。 開館時間(9:30)前だったので周りを眺めただ けで先に進みました。 2.道 標
「小原の郷」の前方、国道20号線左側に「甲州
街道小原宿 これより2町半」の道標が立ってい ます。ここから小原宿が始まります。 |
-------- 1.本 陣 -------- | 2.高札場 | ||
1.本 陣 小原宿本陣屋敷は清水家の子孫が住んでいたそうですが、今は町で買い取り、町で保存しているそう です。 ここも早朝でしたので中には入れませんでした。 2.高札場
本陣入口の右側には立派な高札場がありました。
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1.町並み | 2.小松屋(永井)? | 3.伊勢屋(小林)? | 4.永楽屋(永井)? |
町並み
本陣前から西側を見た街の風景です。宿場の雰囲気満点です。
丁度、バス停でバスを待っていた貴婦人にいろいろお話をお聴きすることができました。 この家が小松屋(永井)、あの家が伊勢屋(小林)、向こうの家が永楽屋(永井)・・・・ 「毎年、11月3日には「本陣祭」が催されます。そんなのも見ものですよ」などと話して 下さいました。 簡単にメモしておいたのですが、健忘症気味でどの写真がどの家か分からなくなってしましました。 家の特徴も記しておけばよかったのですが後の祭りです。 |
1.名号燈と道標 | 2.名号塔(みょうごうとう) | 3.道標 | 4.グランドを抜け右折 |
1.名号燈と道標 写真の右側矢印が名号燈を、左側矢印が道標を指しています。 次の2枚の写真は夫々を拡大したものです。 2.名号燈) 「南無阿弥陀仏」と刻まれた名号燈です。 3.道標 小原宿の西側の始まり「甲州道中 小原宿」の道標が立っています。 私は西に向っているので、ここで小原宿はここまで、次は与瀬宿ということになります。 4.グランドを抜け右折
前の道標の写真で、道標のバックがグランドになっています。
旧甲州街道はこの道標のところからグランドの方に降りていき、グランドを通り抜けて右折していき ます。写真は右折したところから撮ったものです。 ガードが見えていますが、上は中央道・相模湖東出口の道路です。 |
1.ガードを潜った所 | 2.ひらのの看板 | 3.登り坂の景色 | 4.登り詰めた所 |
1.ガードを潜った所 中央道・相模湖東出口のガードを潜ると国道20号線と交差しますが、 旧道は真っ直ぐ進んで行きます。 2.ひらのの看板 交差点を渡ると、左側に旅館「平野屋」の赤い看板が目に付きます。看板の右側に「甲州道中 平 野」の道標が在ります。また、左側には「甲州道中はここを上って、中丸三叉路を経てえんどう坂を 下り、桂北小学校前へでます。」という丁寧な道標がありました。 3.登り坂の景色 この道は上り坂です。どんどん登って行き、振り返ってみたときの景色です。 4.登り詰めた所
登り詰めると(目印は塚本水道店)、左カーブして進んでいきます。
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1.道標 中丸 | ----- 2.えんどう坂 ----- | ----- 3.道標 小原宿・与瀬宿 ----- | ||
1.道標 中丸 少し進むと、Y字路になります。左側の下り坂を進んで行きます。 この辺りに道標(甲州道中 中丸)があるはずですが見落してしまいました。 2.えんどう坂 下り坂を進んでいくと、道路右側に段々になった道が見えてきます。 道標がありました。「甲州道中はこの階段を降り、えんどう坂を下り桂北小学 校前へ出る」。 3道標 小原宿・与瀬宿
えんどう坂を下って行くと、国道20号線手前約250m位の所と、20号線交差
地点に与瀬宿・小原宿を示す道標がありました。 |
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与瀬宿は、JR相模湖駅(旧名:与瀬駅)の辺り一帯。小原と合宿で、小仏宿に継ぐのを役割とした。
本陣1、旅籠6
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1.酒まんじゅう光州屋 | ----- 2.与瀬の本陣跡 ----- | 3.本陣前の町並み | |
1.酒まんじゅう光州屋 相模湖駅より西に約300mのところに酒まんじゅうの甲州屋がありますが閉まっていました。 やむなく駅まで戻り、駅前の「いかりや」で酒まんじゅうを買いました。 2.与瀬の本陣跡 甲州屋より200mほど西側、道路右側に本陣跡がありますが跡形は何もありません。 ただ「与瀬宿 本陣」の表示杭があるだけでした。 3.本陣前の町並み
本陣跡から東方面を撮った写真です。与瀬には宿場だったような面影は見当たりませんでした。
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1.慈眼寺 | 2.与瀬神社橋から | 3.本 堂 | 4.鐘 楼 |
慈眼寺 1.慈眼寺 本陣跡で右折して進むと慈眼寺の門柱が出てきます。 2.門柱の所の階段を上ると赤色をした広場?があってその向こうに慈眼寺とその右に与瀬 神社の鳥居が見えます。赤い広場?は実は中央道に架かる「与瀬神社橋」という橋だっ たのです。 3.本堂 慈眼寺の本堂
4.鐘楼 慈眼寺の鐘楼。この鐘楼は中央自動車道に当って移設したものだそうです。 |
1.鳥 居1 | 2.鳥 居2 | 3.本 殿 | 4.神楽殿 |
与瀬神社 1.鳥居1 慈眼寺の門柱のすぐ右にこの鳥居があります。 2.鳥居2.鳥居1から登ると与瀬神社橋に出ます。与瀬神社橋の向こう見えた鳥居です。(既出) 3.本殿 本殿はかなり高台にありますが、折角ですから登って行き見てきました。
4.神楽殿 本殿の横にあった神楽殿です。
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----- 1.石壁と道標 ----- | 2.階 段 | 3.ガード下 | |
1.石壁と道標 慈眼寺または与瀬神社を見て国道20号線の方に戻ってきますが、旧道は国道に出る手前で右折しま す。(与瀬本陣で右折して、少し進んだところで左折する) そこをずっと進むとやがて中央自動車道の側壁に当たりますが、そこを左折します。(右側に道標が ありました「甲州古道 高速下を進むと貝沢へ出る」「甲州古道 与瀬上宿」) 2.階 段 左折すると国道20号線が真下に見え、下に降りる階段がありました。 3.ガード下
そのまま階段を降りて行くと中央自動車道のガード下を進めるように歩道が作られていました。
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----- 1.ラーメン屋と道標 ----- | 2.道 標 | ||
1.ラーメン屋と道標 ガードを潜ると真正面にラーメン屋が目に入りました。ラーメン屋さん の旗の傍に「甲州古道 貝沢」の道標がありました。 2.道 標
ラーメン屋さんの少し先に「日本橋より65.7Km」の表示がありました。
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1.無関係な橋 | ----- 2.丁寧な道標 ----- | 3.貝沢に架かる橋 | ----- 4.登り道 ----- | |||||||
1.無関係な橋 旧甲州街道はラーメン屋の手前で国道20号線から離れ、沢に降りるようなところが あるかどうか注意しながら進みます。下る階段があり橋が出てきました。通行止めに なっていました。違うだろうということでさらに進みました。 2.丁寧な道標 しばらく進むと道路の右側に丁寧な道標がありました。本当にホッとしました。「貝沢 を渡り一里塚へ」「甲州古道はここより下り 貝沢を渡り一里塚へ出る」 3.貝沢に架かる橋 沢には水が余り流れていませんが、小さな橋が架けられていました。 4.登り道
橋を渡るとすぐ登りだしますが、直登せず右の方に巻いて上り、 暫く行ったところで
左折し、斜め上に上っていきます。 |
1.与瀬宿一里塚 | 2.進行方向の景色 | 3.相模湖を望む | 4.甲州道中 横道 | ||||||
進行方向を見ると上り坂がまだ続きそうです。 3.相模湖を望む しばらく行くと辺りが見渡せるようになりました。車も通るわけでなく相模湖も見えて晴れ晴れとした 気分で歩けました。 4.甲州道中 横道
一人で歩いていると時々、間違った道を歩いているのでは?という不安が出てきます。
そんな時に道標が出てくると非常に安心します。 |
----- 1.甲州古道 秋葉神社 ----- | 2.甲州道中 橋沢 | 3.甲州古道 子の入 | |
1.甲州古道 秋葉神社 2.甲州道中 橋沢 3.甲州古道 子の入
行く先々に道標がありました。心強い限りでした。
道標「甲州古道 子の入」が出てきたところで左折して中央自動車道の方に下って いきます。 |
1.古道に分岐 | 2.T字路は左折 | 3.眼下にJR中央線 | 4.甲州古道 椚戸 | |||||
1.古道に分岐 中央自動車道を越え暫く行くと右側に「甲州古道 赤坂」の道標(赤い矢印)が出 てきます。その先で右の方に入って行きます。(白い矢印) 2.T字路は左折 暫く下って行くとT字路になるので左側に進みます。(左向き矢印の小さな道標が ありました) 3.眼下にJR中央線 左側に進むとすぐ右下の方にJR中央線の線路がみえてきます。 4.甲州古道 椚戸
しばらく進むと舗装道路に出て「甲州古道 椚戸」の道標が目に入ります。
舗装道路を100mほど戻れば観福寺になる筈ですが戻らず先に進みました。 |
1.石仏群 | 2.蚕影山 | ||
1.石仏群 しばらく進むと道路右法面に供養塔、 二十三夜、蚕影山等の石造物群が出 てきます。 2.蚕影山
「蚕影山(こかげやま」の石碑は、蚕
の神で茨城県の蚕影大権現を祀った ものだそうです。養蚕は江戸中期以降 に盛んになり、明治には輸出産業とし て栄え、昭和の50年代に廃れていっ た歴史があります。 |
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国道20号線沿いの宿になっていて、交通量がかなりある。明治29年に12月に大火があり本陣も含めほとんど焼失してしまった。いくらか古い家も残るが大火後の建物になる。長谷川伸の「関の弥太っぺ」の舞台になった。与瀬より 34町28間(約3.7km) 本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠3 |
吉 野 宿 (郷土資料館の模型を撮ったものです) |
1.あじさい | 2.人家と坂道 | 3.高札場跡 | 4.六地蔵 |
1.あじさい 道路に綺麗なアジサイが咲いています。いよいよ人里近くになりました。 2.人家と坂道 やがて、急な下り坂道になります。綺麗に道路の石垣が積まれていました。 3.高札場跡 あと100mも下れば国道20号線です。道路右側のちょっとした高台に「高札場」の表示杭がありまし た。吉野宿の高札場ということでしょう。 4.六地蔵
そのすぐ右側にお地蔵さんが行儀よく並んでいました。
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1.勝瀬橋1 | 2.勝瀬橋2 | 3.勝瀬橋3 | |
勝瀬橋
国道20号線に出て右折して西に進むところを、 国道20号線を逆方向
に200mほど戻り相模川に架かる勝瀬橋を撮ってきました。 |
1.吉野本陣跡碑 | 2.本陣:現在の家 | 3.本陣:土 蔵 | 4.全体 |
吉野本陣跡
高札場から国道20号線に出て右折すると200mも進まないうちに吉野本陣跡が道路右側にでてきま
す。吉野家がつとめ名主と問屋も兼ねていたそうです。吉野本陣跡碑、本陣の現在の家や蔵屋が見ら れます。 4.全体の写真は道反対側の郷土資料館の2階から撮ったものです。 |
1.郷土資料館 | 2.資料館の内部 | 3.本陣の模型 | 4.本陣とふじにやの模型 |
1.郷土資料館 吉野宿本陣の道反対側が郷土資料館になっています。 明治29年12月に大火で焼失し、明治30年に再建された旅籠の「藤屋」を資料館として使って いるのだそうです。 2.資料館の内部 この写真は1階の一部を撮ったものです。2階に行くと往時のいろいろな小道具類が展示されていま した。更に3階造りになっており見学はできませが、養蚕に使われていたとの説明がありました。 ここに来る前に見た「蚕影山」の石碑が思い出され養蚕が盛んであったことが偲ばれます。 3.本陣の模型 木造5階建の素晴らしい造りでした。「木造で5階建て」という、信じられないような建築がこの地 でもなされていたことを知りました。その隣には先ほど見てきた本陣の土蔵の模型がありました。 4.本陣とふじやの模型
本陣と道を挟んで藤屋がある模型もありました。
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1.町並み1 | 2.町並み2 | ||
1.町並み1 資料館の前で、これから進んでいく西側を見た景 色。 2.町並み2
資料館の前で、今まで歩いてきた東側を見た景
色。左側に本陣跡碑と土蔵が見える。 |
1.石造物 | 2.吉野橋 | 3.沢井川 | |
1.石造物 郷土資料館から大よそ400m西に進むと吉野橋。吉野橋の袂左手前にある二 十三夜の石仏碑 2.吉野橋 沢井川にかかる吉野橋。往時は大月の猿橋と同じ技法で作られた橋が架け られていて「小猿橋」と呼ばれていたそうです。(実際に架けられていた 場所はもっと下流の方らしい) 3.沢井川
橋の右側の歩道から川の上流に向かって撮った写真です。向こうには中央
道が見えています。左側には歩道がなく下流方面は撮れませんでした。 |
----- 1.原田電機 ----- | 2.古道の道標 | 3.現代アート | |
1.原田電機 暫く進むと右側に原田電機が見えてきます。原田電機の前で国道20号線と別れ、右斜め の旧甲州街道に入って行きます。 2.古道の道標 道なりに進んでいくと道路右側の石垣の側壁に、甲州古道を教えてくれる手書きの素晴ら しい道標が掛けられていました。 3.現代アート あと50メートル程で国道20号線と合流しますが、手書きの道標に沿って右折して進む と藤野中学校の前に出ました。学校の塀の所に自転車などの廃品を使って創られたメカニ カルな「新世界人間像」を見ることができました。 このまま直進するとやがて国道20号線と合流しますが、津久井の銘木「榎」を見たいの で左折して一足早く国道20号線・津久井警察署小渕駐在所 の前に出ました。 |
----- 1.榎 ----- | 2.石造物 | 3.藤野町役場前 | |||||||
1.津久井の銘木 榎 国道20号線・小渕駐在所 の西側約50m道路左側に大きな榎がありました。 説明板によると、樹高12M、樹齢 推定300年、昔は一里塚に植えられた、所在地 藤野町小渕1914-2 とありましたが、ここに一里塚が在ったという説明はありませんでした。
津久井の銘木「榎」から100mほど西側の道路右側、藤野集会所の所にある石造物です。 多分、宝号塔らしいのですが字が全然分かりませんでした。 3.藤野町役場前交差点
八王子市追分町交差点から陣場街道がスタートし途中分岐してその一つがこの藤野町役場前交差点で再
度国道20号線と合流している。分岐した他の一つは上野原市まで延びて国道20号線と合流してい る。 |
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***第7回目 2009.06.19(火)、晴*** 本日の散歩は小原宿から野田尻宿までの約20Kmで終了です。 小原宿から野田尻宿=約20Km、歩数計=53098歩 歩行時間 〜 内休憩30分=実質歩行時間 時間 分 |