***第4回目 2009.05.10(日) 本日の散歩は下高井戸から多磨霊園までの予定です。*** |
こちらから地図で経路が見られます→地図 |
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甲州街道最初の宿場です。後に内藤新宿が設置され次第に素通りするものが多くなったようです。 上高井戸宿と下高井戸宿で1宿をなし、月の前半を上高井戸宿、月の後半を下高井戸宿が務めた。 通行する大名が少なく脇本陣は置かれなかった。 |
1.下高井戸駅入口交差点辺り | 2.桜上水駅北交差点辺り | -----3.玉川上水永泉寺緑地----- |
1.2. |
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下高井戸宿は、現在の下高井戸駅入口辺りから桜上水駅北交差点辺りが該当するようです。 | |
3..玉川上水永泉寺緑地 甲州街道下高井戸駅入口交差点の北側に素晴らしい緑地がありました。朝早いのに 散歩している人が散見されました。 幅はせいぜい2〜30m位ですが延々と続き、この後に出てくる鎌倉街道入口まで続いているようです。 ※家に帰ってから調べたら、見た場所は「玉川上水永泉寺緑地」で玉川上水を暗渠化してその上を緑地や公園 にしたものだった。 玉川上水の暗渠化は中央道高井戸IC付近(浅間橋)から四谷大木戸までで、前から気に なっていた地図 上に散見される「緑地」とか「緑道」という名称はこの関連?と推定。 (東京水道局ホームページ参照)
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1.覚厳寺 | 2.宗源寺 | 3.石屋さん |
1.覚厳寺 桜上水駅北辺交差点を後に、約300m進むと右側に覚厳寺が現れます。 2.宗源寺 覚厳寺から街道右側を約100m進むと宗源寺になります。宗源寺の境内 の表示板に「高井戸」の地名由来が書かれていました。 境内の不動堂は、もともと近くにあった修験道の本覚院のもので〜略〜かっては 高台にあったため「高井堂」と呼ばれ、それが高井戸という地名の起源になった とする説もあります。と書かれていました。 3.石屋さん 宗源寺から300mぐらい進んだところの石やさんの店頭に「江戸まで10 里」とか「高井戸」とかかって街道にあったような石標が沢山並んでいたので写真 に収めました。 |
1.鎌倉街道入口 | -----2.16km標識&説明板----- | |||||||
1.石屋さんからちょっと進むと鎌倉街道入口の交差点になります。右折すると鎌倉街 道に入っていきます。 (鎌倉幕府所在地の鎌倉から全国に向けて放射状に複数のルートがあった。旧鎌 倉街道、鎌倉街道跡などと呼ばれる道路が現在も各地に残っているものの一つ)
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1.高速道路分岐 | 2.甲州街道 | 3.17km標識 |
1.高速道路分岐 高井戸一里塚跡からすぐに高速道路高架橋は右にターンしていき ます。甲州街道は左側を真っすぐに進みます。 2.甲州街道 高速道路の高架橋が消えて本当に清々しい甲州街道です。 3.17km標識 清々しい甲州街道を約1km弱すすむと右側に「17km標識」が出てき ます。更に進むとすぐに環8との交差点になります。 |
1.上高井戸1丁目交差点 | 2.長泉寺 | 3.手摺のある家 |
1. |
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上高井戸1丁目交差点
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環8と交差する上高井戸1丁目交差点です。この辺りが上高井戸宿と 言われていますが当然のことながら昔の面影は全くありません。 ここから左側の旧甲州街道に入っていきます。 2.長泉寺 旧甲州街道に入ると間もなく左側に長泉寺が出てきましたが 先を急ぎました。 3.手摺のある家 二階窓に手摺のある家が出てきました。妓楼建築を目 の当たりにしたいのですが望む方がおかしいですかね。 |
1.新一里塚石碑(横) | 2.新一里塚石碑(正面) | 3.説明板 |
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明治3年に内藤新宿を基点に3里の場所に碑を建てたもの | |
新一里塚石碑は、上高井戸1丁目交差点から旧甲州街道に入り約2Km進んだ道路
右側、池亀紀文さん宅の入口に建っていました。 これより50mほど進むと世田谷給田郵便局があり、その先で旧街道は甲州街道と 合流します。 |
1.仙川駅入口交差点 | -----2.仙川一里塚跡----- | |
1.仙川駅入口交差点 旧甲州街道が甲州街道に合流して200mも歩くと仙川駅入口 交差点になります。 |
2. |
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仙川一里塚跡 交差点の右手前・コンビニの前に一里塚石碑があります。 |
-----1.路傍の花----- | 2.仙川2丁目交差点 | |
1.路傍の花 駅入口交差点を過ぎた路傍に綺麗な花が咲いていました。 2.仙川2丁目交差点 暫く歩くと2丁目交差点になります。この交差点を越えた右側 が旧滝沢街道となります。 |
1.馬宿 川口屋 | 2.滝沢旧道石標 | 3.滝沢旧道坂道 | 4.南側道路上から | 5.南側道路下から |
1.馬宿 川口屋 仙川2丁目交差点を越えるとすぐ右側に赤い屋根の何か謂れのありそうな家 が見えてきます。 2.滝沢旧道の道標 入口の門の傍に「滝沢旧道ー馬宿 川口屋」の道標が見られます。説明 板などがない所から奥の赤い屋根の家がかっての馬宿「川口屋」さんで道標も個人的に建 てたものかも知れません。 3.滝沢旧道の坂道 そこを通り過ぎると所謂「滝沢旧道」で下り坂の道が続きます。 4.南側道路上から この写真は補足です。最初、滝沢旧道が分からなくて仙川2丁目交差点 で左折して南側に向かいました。 暫く行ったところに右折する急坂の道路がありました。通りかかったおばさんに聞いたとこ ろ「ここが滝沢旧道と思うけれど分からない」との返事でした。道路を作ったまま手を入れた ことのないような道路で非常に急坂でした。 5.南側道路下から 坂をおり切ったところで振り向いて撮った写真です。自転車で下 る人はそのスピードに戦々恐々のようでした。逆に坂道を登る人は自転車を押し上げてい ました。 づっと下まで歩ききってみて「道標」も無いので不審に思い振り出しの2丁目の交差点に 戻って「滝沢旧道」道標を見つけました。素直に真直ぐ進めばよかったのでした。 |
1.妙円地蔵さん | 2.妙円地蔵説明板 | 3.柴崎駅入口交差点 | 4.菊野台地蔵さん |
1.妙円地蔵さん 2.妙円地蔵説明板 3.柴崎駅入口交差点 4.菊野台お地蔵さん |
1.馬橋 | 2.野川上流側 | 3.野川下流側 |
1.馬橋 「馬橋」で野川を渡り国領へ入ります。馬で一跨ぎするくらいの小さな橋で 馬橋と呼ばれていたという説と、もう一つは、桃園川流域の沼地を軍勢が通過す る際、馬を橋代わりに並べて渡ったという2説があるようです。 2.野川上流側 3.野川下流側 花なども植栽されていて水も意外に綺麗でした。川に沿って散策ル ートらしく暫くの間でしてけれど散歩する人が多く通りました。 |
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布田五宿(国領、下布田、上布田、下石原、上石原)は、高井戸宿と府中宿の
間にあった所謂間(あい)の宿で、当時は日本橋を出て最初の宿泊地は府中宿でした。 したがって間の宿である布田五宿には宿泊設備はありませんでした。 |
1.旧街道入口交差点 | 2.国領駅入口交差点 | 3.古い町並み | |||||
1.旧街道入口交差点 馬橋を過ぎると間もなく旧街道入口交差点になり ます。左側の方の旧甲州街道の方に入っていきます。
蔵堂が見つかりました。 |
1.円福寺六地蔵 | 2.円福寺武田信玄中興碑 | 3.布田駅前交差点辺り |
1.円福寺六地蔵 もともとは鎌倉にあった寺院だが、鎌倉幕府滅亡後に多摩地区に 移転したと伝わる。 山門横に地蔵尊や六地蔵尊が安置されている。 2.円福寺武田信玄中興碑 中興したのは武田信玄と言われ、その後、武田の遺臣 が住職を務めたという。 |
3. |
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1.常性寺不動堂 | 2.常性寺地蔵堂 | 3.常性寺本堂 |
1.常性寺不動堂 成田山厄除け不動尊が安置されている。 常性寺は、広く厄除け・調布不動尊として有名のようです。 2.常性寺地蔵堂 一願地蔵尊が安置されている。 3.常性寺本堂 薬師如来像が安置されているそうです。寺の庭が綺麗でした。 |
1.蓮慶寺山門 | 2.蓮慶寺旧赤門 | 3.布田1丁目辺り | ||||
1.蓮慶寺山門 2.蓮慶寺旧赤門 上記の蓮慶寺の山門横にあります。 これは、赤門を取り壊す際に、冠木門の部分のみを保存したものだそうです。
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1.天神通り商店街 | 2.布田天神鳥居 | 3.布田天神社 | 4.天神市??? |
1.天神通り商店街 旧道を右折して天神社に向かいます。天神社はずっと北の方です。その間、門 前の商店街がずっと続きます。 2.布田天神鳥居 3.布田天神社 4.天神市??? 布田天神の天神市は有名です。毎月25日に市が開かれるらしいけれど今日は5月 10日です。今日開かれているのは何だろう? 境内の木陰は露天商?で一杯でした。 布田天神社を見たら元来た道を旧甲州街道に戻ります。 |
-----1.小島一里塚跡----- | 2.下石原1丁目交差点 | 3.常演寺前常夜燈 | 4. |
1. |
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小島一里塚跡 布田天神から旧街道に戻り、調布駅北口・調布西交差点を過ぎると、右側に「えの木駐車場」が出てきます。この駐車場の右側隅に6番目の一里塚「小島一里塚石碑」があります。 |
2. |
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下石原1丁目交差点 この辺りが下石原宿だったようです。
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3.常演寺前常夜燈 4. |
1.源正寺 | 2.源正寺 | 3.源正寺六地蔵 |
1.源正寺 2.源正寺 3.源正寺六地蔵 |
1.西光寺山門 | 2.西光寺常夜燈 | 3.西光寺近藤勇像 | 4.上石原1丁目交差点 |
1.西光寺山門 西光寺の山門前左側に常夜灯と並んで、近藤勇の座像(平成13年10月 建立)があります。説明板によれば、ここ西光寺は近藤勇が甲府に向かい出陣した途 中、故郷に錦を飾った場所であると記されています。 2.常夜燈 3.近藤勇像 |
4. |
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写真が小さくて不鮮明ですが、道路向こう側の家は時代劇に出てくるような門構えと 塀の在る家で威厳が感じられました。 |
1.薬師堂 | 2.行人塚 | 3.白糸台常夜燈 |
1.薬師堂 飛田給駅入口交差点を越えるとすぐ右側に薬師堂が出てきます。この薬 師堂には仙台伊達家の家臣・松前意仙の作による薬師如来像がおかれ眼病の 治癒を祈願する人が昔からお参りしていたようです 2.行人塚 薬師堂の境内に行人塚と呼ばれる石碑が建っています。 松前意仙が諸国遍歴の末、元禄15年(1702)にこの地で入定した事を伝えるもの だそうです。 3.白糸台常夜燈 薬師堂を後に約300m西に進むと右手に白糸台の常夜燈が出て きます。この常夜灯は秋葉大権現を祀っているようです。 ... |
1.観音院の地蔵さん | 2.団地入口常夜燈 | 3.踏切脇の地蔵さん |
1.観音院の地蔵さん 車返団地入口交差点右手前に観音院があり、駐車場の奥で 微笑んでいる「お地蔵様」がいました。 2.団地入口常夜燈 観音院のすぐ西、車返団地入口交差点の脇に下染屋地名由 来碑と常夜燈が並んでいました。 3.踏切の地蔵さん 西武多摩川線の踏切脇に昔のまま動かされることなく鎮座して いるお地蔵さんがいて、今も皆の安全を見守っているように思えました。 |
-----1.染谷不動尊----- | 2.品川街道 | |
1.染谷不動尊 不動尊前交差点を過ぎてすぐ左手に染屋不動尊があります。国宝 に指定された阿弥陀如来像が安置されているといいます。 染谷不動尊をでて次の白糸台1丁目交差点まで進みます。 2.品川街道 白糸台1丁目交差点を左折して、京王線の多摩霊園駅方向に200m 程進んだ交差点に品川街道の道標があります。 大国魂神社から品川に続く品川街道です。次回はここを右折して品川街道を東 府中方向に向かいます。 |
***第4回目 2009.05.10(日)、晴*** 本日の散歩は下高井戸から玉川霊園傍の品川街道までの約16Kmで終了です。 下高井戸〜玉川霊園=約16Km、歩数計=38783歩 歩行時間 8:30〜15:50 内休憩30分=実質歩行時間 6時間50分 |