甲州古道 富士山道ひとり旅
***第1回目 2009.04.07(火)、快晴 本日の散歩は大月駅から開始です。***
こちらから地図で経路が見られます→地図 back
大月駅 旧甲州街道 大橋屋 本陣跡
1.大月駅 2.旧甲州街道 3.大橋屋 4.明治天皇御召換所阯碑

1.大月駅から
2.20号線に出ないで駅南側電車路に沿って進み旧甲州街道の街並みに入ります。
 道なりにどんどん進むとT字路になり左折すると国道20号線に合流します。
3.合流した正面に「大橋屋」の看板が目に入ります。
4.大橋屋の右側の家の角(道路の左側)に「明治天皇御召換所阯」の石碑があります。
 ここが本陣跡で、反対側にある駐車場辺りに脇本陣跡があったようです。
 この辺りが大月宿と考えられますが宿場の面影は全く残っていせまん。

大月追分 追分石造物郡 道標
1.大月追分 2.追分石造物郡 3.道標(拡大)

1.「明治天皇御召換所阯」のところで進行方向を見ると100メートルぐら
 い先に交差点があり、ここが「大月追分」で甲州街道から分かれ左折
 して「ふじ道」に入っていきます。
2.「追分石造物郡」
3.その中にある道標の一つに、わずかに「右 甲府 左 ふじ」の文字が
 読み取れました。写真(道標(拡大))では残念ながら読み取れません。

関所跡石仏群 桂川の景観 三嶋神社 田野倉の新しい町並み
1.関所跡石仏群 2.桂川の景観 3.三嶋神社 4.田野倉の新しい町並み

1.「追分石造物郡」を後にして大月バイパス交差点を過ぎると間もなく道路左側に「関所跡石仏群」
  が出てきます。
2.石仏群の裏は山、前は道一つ隔てて桂川の断崖です。「関所」があった地形が理解できます。
3.やがて緩やかな坂道になり、杉の木立が見えてきます。
  道路右側に「三嶋神社」が現れてきます。三嶋神社を超えると、いよいよ田野倉の集落です。
4.道路両側に新興の建物が賑々しく建っています。田野倉の新しい町並みが続きます。

田野倉宿1 田野倉宿2 田野倉駅の桜1 田野倉駅の桜2
-----1.田野倉宿----- ----2.田野倉駅の桜----

1.田野倉集落も町の中ごろまで進むと、昔からの落ち着きのある街並みになります。
  かって「田野倉宿」だったそうですが、その面影は今は偲べません。
2.田野倉駅周辺の桜が綺麗に咲いていたのでちょっと寄り道をして桜を観賞してきました。

田野倉供養群塔 甘酒橋石造物 廿三夜塔 経塚供養塔
1.田野倉供養塔群 2.甘酒橋石造物 3.廿三夜塔 4.経塚供養塔

1.ぼつぼつ集落のはずれになる頃、道路の左側に「田野倉供養群塔」が現れてきます。
  道の反対側をみたら路線バスの「小形山入口」のバス停がありました。
2.ここから3〜400メートル進むと甘酒川に架かる橋らしからぬ橋「甘酒橋」になります。
  道路左側橋の手前に「甘酒橋石造物」が鎮座しています。
3.そこから約100メートル道路左側空地の中に「廿三夜塔」が出てきます。
4.やがて大原橋東交差点(リニア見学センター入口)を過ぎると道路右側に「経塚供養塔」が現れます。

路傍の野草 クマ笹の富士道 リニアモーターカーの高架橋 富士急行線のガード
1.路傍の野草 2.クマ笹の富士道 3.リニアモーターカーの高架橋 4.富士急行線のガード

1.経塚供養塔から先、落合橋までは何もありません。路傍に咲き誇こる「野草」
2.写真にとれば山奥みたいな「クマ笹のある道」
3.頭上高くに「リニア実験線の高架橋」
4.ガード下の「国道」などを眺めながら進みます。

国道分岐 水道橋 朝日川の固定堰
1.落合橋・国道分岐 2.水道橋 3.朝日川の固定堰

1.ガード道を超えると間もなく落合橋です。道路左側、橋の手前を河川敷の方に
  降りていきます。
2.降りていくと赤レンガ積みの「水道橋」が出てきます。
3.水道橋の下を潜り更に進むと、「朝日川固定堰」になります。裸足になって固定
  堰を渡ります。この日の水かさは10cmぐらいで無理すれば裸足にならなくても
  良かったかもしれません。
  ぐっと左回りして「菅野川」の方に廻り込みます。途中行き止まりになるので反
  転右回りして高台に出ます。

川底にある石祠 地蔵堂石造物群 名号塔道標 あめや坂道標
1.石祠 2.地蔵堂石造物群 3.名号塔道標 4.富士道アメヤ坂道標

1.ここから熊野神社までは菅野川に沿って進んでいきます。
  しばらく行くと菅野川の河底の方に「石祠」が見えてきます。かってはあの辺りが「ふじ道」だった?
2.更に進むと道路右側に安産地蔵尊が出てきます。地蔵尊の前に「地蔵堂石造物群」があります。
3.地蔵尊のすぐ上に菅野川に架かる「宮川下橋」がありますが、そこを渡らず真直ぐ進み「宮川上橋」
  を渡ります。橋の右たもとには「名号塔」があります。
4.橋を渡ると「アメヤ坂道」になり、登りだすとすぐ右側に「富士道アメヤ坂 右秋山村 左ふじ山」の
  道標があります。

路傍の花 熊野神社 菅野川の流れ
1.路傍の花 2.熊野神社 3.菅野川の流れ

1.あめや坂は綺麗な坂道でした。路傍には色々の草花が咲いていました。
2.花に見とれながらやがて「熊野神社」に着きます。熊野神社でも桜に見とれてし
  まいました。
3.神社の前には「菅野川」が静かに流れています。

生出神社 消防団禾生分団 常夜燈・富士みち道標 石造物群
1.生出神社 2.消防団禾生分団 3.四日市場常夜燈・富士みち道標 4.四日市場石造物群

1.熊野神社の前の道を直進すると国道139号線に出ます。国道139号線を6〜700メー
  トル進むと道路左側に「生出神社」が現れます。
2.生出神社から約100メートル先道路左側に「消防団禾生分団」の詰所があります。
3.詰所の反対側(道路右側)に「四日市場常夜燈・富士みち道標」が有ります。
4.消防分団詰所上で国道139号線から左折して「ふじ道」を道なりに進んでいきます。
  約200メートル進むと道路右側に「四日市場石造物群」が鎮座しています。
  その道を直進するとT字路になるので右折して国道139号線赤坂交差点に合流しま
  す。
  赤坂交差点で左折し、139号線を四日市場交差点まで進み左折し「ふじ道」に入って
  いきます。

稲荷神社 瀬中石造 山道 二十三夜塔 深泉院
1.稲荷神社 2.瀬中赤坂石造物群 3.山道 4.二十三夜塔 5.深泉院石造物群

1.四日市場交差点で左折し「ふじ道」に入ると直ぐ橋があります。橋を渡って右折します。
  100メートルほど進むと「稲荷神社」が現れます。
2.稲荷神社の右側の細い山道を5メートル程度登ります(山道は地図には載っていませ
  ん)。すると稲荷神社の裏側辺り・山道の左側に「瀬中赤坂石造物群」が出てきます。
3.この先平坦な山道を200メートルほど進むと
4.左側に「二十三夜塔」が現れます。
5.さらに進むと墓地になりその先が深泉院です。深泉院の参道の脇に「深泉院石造物群」
  が綺麗に並んでいます。

谷村発電所の桜 桂川神社 ふじ道分岐
1.谷村発電所の桜 2.桂川神社 3.ふじ道分岐

1.深泉院の石造物群をみたら左に行かず斜め右に進みます。発電所の前を通過
  していくと左に桂川神社が見えてきます。桂川神社の入口は南側なので左折し
  て左側に進んでいきます。「谷村発電所の桜」を見た後
2.桂川神社に行き境内の桜を楽しみました。神社を後にして国道139号線に合流し
  ます。
3.国道139号線を約200メートル進むと道がYの字になり「ふじ道分岐」となります。
  右側が「ふじ道」です。ふじ道を道なりに進んでいくと国道139号線に再度合流し
  ます。更につる1丁目交差点まで進みます。

市役所入口交差点 谷村本陣跡 都留市商家資料館 谷村駅
1.市役所入口交差点 2.谷村本陣跡 3.都留市商家資料館 4.谷村駅

1.市役所入口交差点 つる1丁目交差点を左折し、約200メートル強進んだところで右折
 し、約500メートル進むと「市役所入口交差点」です。
2.谷村本陣跡 入口交差点を右折して100メートルばかり行くと甲府地方裁判所がありま
 す。裁判所の西側の角に「谷村本陣跡」碑があります。この辺が谷村宿の本陣があっ
 た所でしょうか?。周辺にはその雰囲気は全くありません。
3.都留市商家資料館 国道139号線に戻ります。一軒だけ古めかしい立派な構えの家が
 ありました。大正10年(1921年)に建てられた絹問屋の建物だそうで、都留市有形文化
 財に指定されているそうです。
4.谷村駅 本日の散策終了。この駅から家路へです。

***第1回目 2009.04.07(火)、快晴***
本日の散歩は大月駅から谷村駅の間です。予定終了です。だいぶ疲れました。
大月駅〜谷村間駅=約10Km、歩数計=26689歩 歩行時間=5時間