御山参詣~富士まで歩る講2009
「御山参詣~富士まで歩る講2009」に参加して (感想)back


『御山参詣 富士まで歩る講2009』に参加させて頂きました。
恒例のイベントで毎年6月26日から6月30日の5日間にかけて実施されます。
今回2009年の参加者は19名(男13名、女6名)でした。
70歳の女性グループ(2名)もいたようです。

所謂 御山参詣の古式に則って、先達?(歩行サポーター3名、自動車(2台)サポーター数名)の支援を受けながら、
東京日本橋から富士吉田市北口本宮富士浅間神社までの甲州街道・富士道の約125Kmを4泊5日かけ踏破することが目的です。
今回も参加者全員が踏破し、富士吉田市長さんから参加者一人一人に『完歩証』が手渡され、盛会裏に終了いたしました。

このイベント参加のため事前に歩行訓練をしました。因みに次のような内容でした。
詳しくは、このホームページの『甲州古道・富士山ひとり旅』をご覧ください。

.日付(曜)天気区 間=Km歩数計歩行時間
第1回目2009.04.07(火)大月駅~谷村間駅=約10Km26,689歩5時間
第2回目2009.04.12(日)谷村駅~浅間神社=約15Km40,860歩8時間
第3回目2009.04.30(木)日本橋~笹塚一里塚=約12Km38,283歩6時間30分
第4回目2009.05.10(日)下高井戸~多摩霊園=約16Km38,783歩6時間50分
第5回目2009.05.19(火)多摩霊園~日野=約16Km45,924歩8時間35分
第6回目2009.06.02(火)日野~底沢橋=約22.85Km49,546歩9時間30分
第7回目2009.06.09(火)小原宿~野田尻宿=約20Km53,098歩 10時間
第8回目2009.06.20(土)野田尻~大月=約16Km41,513歩8時間30分


さて本番やいかに。
多少の不安を抱え本番を迎えた訳ですが結果やいかに。
1日目は歩き通せるかどうか若干緊張しましたが何事もなくクリアーしました。
2日目は小仏峠越えで疲労困憊しないか心配でした。幸いにも杞憂に終わりました。
3日目以降は殆ど心配事はなくなりました。
日を追うごとに歩行に対して自信が出てきました。
毎日、毎日が疲労感もなく体調も好調に5日間が終了できました。

実施後の経過。
歩き終わった翌日は疲れもなく普段の生活ができました。
ところが2日目になると、足の甲に若干の”むくみ”が出てきました。
革靴を履くと窮屈でパンパン。はっきりと”むくみ”が分かりました。
このむくみは3日ほどですびて正常になりました。
完歩した最終日に安心してしまい『足を冷やし(アイシング)忘れた』からに違いない。
なにごとも『最後?が肝心』と反省することしきりです。

落着いた今思うこと。
自家用車で移動すれば3時間もかからない距離かもしれない。
けれども
多くの仲間と歩けたことが嬉しい。
日と時間をかけて歩け通せたことが嬉しい。
コツコツと歩いて色々な風物に出会えたことが嬉しい。
気持ちがリフレッシュしたことが嬉しい。
歩く喜びにいろいろあることが知れて嬉しい。
もっと遠いところまで歩けるような気がする。
日をかけて、時間をかけて一歩一歩の旅をしたい。
これぞ最高の旅である。
今頃にして何か希望がわいてきた。!!